暗号資産取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」は2021年6月4日に、米国向けの暗号資産取引所「bitFlyer USA」でBTC/JPYの取引ペア提供を開始し、日米間のクロスボーダー取引が可能になったことを発表しました。bitFlyerはビットコイン取引量で5年連続国内No.1を獲得していますが、今回のクロスボーダー取引が開始されたことによって、BTC/JPYの流動性がさらに向上すると期待されています。
こちらから読む:SEBC、”ビットコインの相談窓口”提供開始「暗号資産」関連ニュース
bitFlyer USAで「BTC/JPY」の取引ペア提供開始
bitFlyer(ビットフライヤー)は2021年6月4日に、米国向けの暗号資産取引所「bitFlyer USA」でBTC/JPYの取引ペア提供を開始し、日米間のクロスボーダー取引(国境を越えた取引)が可能になったことを発表しました。
ビットフライヤーは米国の子会社「bitFlyer USA」と、欧州の子会社「bitFlyer EUROPE」を立ち上げており、2020年9月には日本・欧州間のクロスボーダー取引が可能になったことが報告されていましたが、今回は新たに日本・米国間でもクロスボーダー取引が可能になったことが報告されています。
ビットコイン取引量で5年連続国内No.1を獲得している「bitFlyer」は、JPY取引量の70%以上のシェアを占めており、世界的に見ても特に高い流動性を保持していますが、今回新たに日米間のクロスボーダー取引が可能になったことによって、BTC/JPYの流動性がさらに向上すると期待されています。
流動性が低い場合には、仮想通貨を売買する際に希望する価格で注文が通らなかったり、成行注文時に予定とは大きく異なる価格で注文が約定してしまう可能性がありますが、流動性が向上すればそのような売買価格の「スプレッドリスク」や「スリッページリスク」を軽減でき、より安全で円滑な取引を行うことができるようになると期待されます。