
Braveクリエイターの「bitFlyer連携サービス」開始|登録・設定方法も画像付きで解説
仮想通貨ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)を取り入れていることでも知られるプライバシー重視のブラウザ「Brave(ブレイブ)」は2021年3月31日に『日本のBraveクリエイター向けにbitFlyer(ビットフライヤー)連携サービスを追加したこと』を発表しました。これにより、ウェブサイト作成者やTwitter利用者などはbitFlyerアカウントを連携することによって、BraveユーザからBATチップを受け取ったり、それらのBATを出金・交換することができるようになりました。
こちらから読む:PayPal、"仮想通貨決済機能"提供開始「暗号資産」関連ニュース
「仮想通貨BATによる報酬受け取り」が可能に
Brave(ブレイブ)は2021年3月31日に『日本のBraveクリエイター向けにbitFlyer(ビットフライヤー)連携サービスを追加したこと』を発表しました。
「Braveクリエイター」とはウェブサイト・Twitter・YouTubeなどでコンテンツを作成している人々のことであり、Braveでは「Braveクリエイター」としての登録を行うことによってそれらのアカウントで報酬を獲得できる仕組みが提供されています。
今回の移行によって、Braveクリエイターは出金方法として「PayPal(ペイパル)」を利用することができなくなりますが、その代わりに暗号資産取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」のアカウントを「Braveクリエイターのアカウント」に紐付けることによって、仮想通貨ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)で報酬を受け取ることができるようになりました。
Braveクリエイターが受け取ったBAT報酬は、ビットフライヤーで取り扱われている他の暗号資産と交換したり、自分のイーサリアムアドレスに出金したりすることができると説明されています。
Braveクリエイターの登録・設定について
Braveクリエイターの登録は「自分のウェブサイト・YouTubeチャンネル・Twitterアカウント・Twitchチャンネル・Vimeoチャンネル・Redditアカウント・GitHubアカウント」などを有している方であれば誰でも行うことが可能です。
「Braveクリエイター」の登録方法
クリエイター登録を行いたい場合には「こちら」の公式サイトからメールアドレスを登録して、ユーザー名(後で変更可能)を設定するだけで簡単に登録することができます(日本語にも対応)。
「bitFlyerアカウント」との連携方法
登録を完了すると以下のような管理画面が表示されるため、画面左側に表示されている『bitFlyerに接続』のボタンをクリックすることによって「bitFlyerアカウントとの連携」を行うことができます。ボタンをクリックした後は、bitFlyerにログインして連携を許可するだけで連携が完了するため、数分で連携することが可能です。
「ウェブサイト・Twitter」などとの連携方法
bitFlyerアカウントとの連携が完了すると、BATを振り込むためのウォレットが設定されるため、次は自分のウェブサイト・YouTubeチャンネル・Twitterアカウントなどの設定を行います。
Braveクリエイター管理画面の下部に移動すると『+チャンネルを追加』の項目が表示されているため、この項目から各種コンテンツの登録を行うことが可能です。
『+チャンネルを追加』の項目をクリックすると以下のように各種サービスの選択画面が表示されるため、自分が所有しているコンテンツをクリックすることによって、それらのアカウントとの連携を開始することができます。
『+チャンネルを追加』の項目をクリックすると以下のように各種サービスの選択画面が表示される
連携方法はサービスによって違いがありますが「Twitterアカウントの連携」はこの画面からTwitterのボタンを選択して、連携したいTwitterアカウントにログインするだけで簡単に行うことができます。
「ウェブサイトの連携」を行う場合には、Webサイトドメインの登録を行う必要があり「WordPress(ワードプレス)」を利用している場合には一度「認証用のプラグイン」をインストールして有効化する必要があります。しかし、 ウェブサイトの連携も比較的簡単に行うことができるようになっており、認証用プラグインも認証が終わればすぐに無効化できる仕様となっているため、ウェブサイトを運営している方は登録してみると良いでしょう。
「BATポイント(BAP)の支払い」について
従来の日本向けBraveサービスでは、クリエイター向けに「BATポイント(BAP)」が付与されていましたが、今回の発表では『日本のクリエイターの方でBAP残高が残っている方は、2021年4月30日までにPayPalアカウントを接続していただき、2021年5月8日に支払いを受けてください』との説明も行われています。
BAPをBATと交換することはできないとのことで『この期間中に支払われなかったBAP残高はクリエイター向け管理画面では表示されなくなる』と説明されています。
BAP交換など詳細は以下の公式発表ページ(日本語)で確認することができます。
こちらの記事も合わせてどうぞ
2021年3月31日|Basic Attention Token(BAT)の価格
Basic Attention Token(BAT)の価格は今月25日に100円付近まで下落したものの、その後は再び回復しており、2021年3月31日時点では「1BAT=127.28円」で取引されています。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

BINANCE:ビットコイン入金で「SegWit」に対応|送金時の注意点も

Cardanoで「アフリカの新たな通貨」が構築される可能性:Charles Hoskinson

ユーザー数15億人!メッセージアプリ「WhatsApp」で暗号資産が送金可能に

【国内初】コインチェック「Stellar Lumens/XLM」取り扱いへ

三井物産:ブロックチェーン活用の資産運用事業で「合同会社」設立へ|LayerXなどと協力

BitGo:日本市場で「カストディサービス」本格展開か|営業担当者の求人募集を掲載
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

暗号資産「オーエムジー(OMG Network/OMG)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

暗号資産「ベーシック・アテンション・トークン(BAT)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

暗号資産「シータ(Theta Network/THETA)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

暗号資産「トロン(Tron/TRX)」とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

暗号資産取引所「CoinTrade(コイントレード)」とは?基本情報・特徴・メリットなどを解説
