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BINANCE:ウクライナの主要都市で「バス・電車に広告掲載」新規トレーダーを誘致

暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2021年6月7日に、ウクライナのキエフ・ハルキウ・オデッサ・リヴィウなどと行った主要都市で、バスや電車などの交通機関を通じた広告活動を開始したことを明らかにしました。現在ウクライナのバスや電車などには『昼はブロガー、夜はトレーダー』などのキャッチコピーで宣伝が行われています。

バス・電車などで「仮想通貨関連広告」を掲載

BINANCE(バイナンス)は2021年6月7日に、ウクライナの首都キエフやハルキウ・オデッサ・リヴィウなどと行った主要都市で広告を掲載する大規模なキャンペーンを開始したことを明らかにしました。

この広告はバスや電車などの交通機関などに掲載されており、『昼はブロガー、夜はトレーダー』『昼はデザイナー、夜はトレーダー』などのキャッチコピーで宣伝が行われています。


ウクライナは仮想通貨・ブロックチェーンに積極的な国の1つとして知られており、2020年11月に『ウクライナのデジタル変革省がBINANCEなどと協力して、仮想通貨関連の教育動画を公開したこと』が報告されている他、今年1月には『デジタル改革省が中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発や仮想通貨エコシステムの構築に向けて、ステラ開発財団との覚書に署名したこと』なども発表されています。

ウクライナは仮想通貨の普及率が特に高いことでも知られており、昨年9月に「Chainalysis」が公開した「Global Cryptocurrency Adoption Index(世界の暗号資産普及指数)」では、ウクライナ・ロシアベネズエラの3国が”デジタル通貨のアクティブユーザーが最も多い国”に選ばれていたため、今回の広告キャンペーンが開始されたことによって、同国の仮想通貨取引がさらに活発化していくと期待されています。

なおBINANCEは先月21日に、同社が新たに公開を予定している「Binance NFT」のサービスでウクライナ・プレミアリーグで1位にランクされた強豪サッカークラブ「FC Dynamo Kyiv(FCディナモ・キエフ)」のNFTイベントチケットを独占販売することも発表しています。