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英金融規制当局「Binance Group」について消費者に警告


英国の金融規制当局である「金融行動監視機構(FCA)」は2021年6月26日に、暗号資産取引サービスを提供している「Binance Group」や、バイナンスの英事業体である「Binance Markets Limited」について消費者向けに警告を発しました。BINANCEは今回の警告について『FCAの通知はBinance.comで提供されるサービスに直接的な影響を与えない』と説明しています。

こちらから読む:BINANCE、カナダ・オンタリオ州で利用制限「暗号資産」関連ニュース

英金融規制当局「BINANCE」について警告

英金融行動監視機構(FCA)は2021年6月26日に、グローバルに仮想通貨取引サービスを提供している大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」について消費者向けに警告を発しました。

FCAは、BINANCEのイギリス向け事業体である「Binance Markets Limited」について『Binance Markets Limitedは英国の規制化で活動することを許可されていない』と述べており、「Binance Group」についても『Binance Groupの他の事業体もイギリスの規制下で事業を行うための認可・登録・ライセンスを保持していない』と説明しています。

「Binance Markets Limited」および「Binance Group」に関する消費者への警告

「Binance Markets Limited」は、英国の規制下で活動することを許可されていません。この会社はより幅広いグループ(Binance Group)の一部です。「Binance Markets Limited」はFCAの書類による事前承認なしに事業を行うことはできません。

「Binance Group」の他の事業体は、英国の規制下で事業を行うための認可・登録・ライセンスを保持していません。「Binance Group」は英国の顧客に「Binance.com」というウェブサイトを介して様々な製品とサービスを提供しているようです。

バイナンスは「Binance.comへの影響はない」と説明

BINANCE(バイナンス)は2021年6月28日のツイートで「英金融行動監視機構(FCA)が発した警告」についてコメントしており、『Binance Markets Limitedは独立した法人であり、「Binance.com」を介して製品やサービスを提供することはない』と説明した上で、『FCAの通知はBinance.comで提供されるサービスに直接的な影響を与えない』と述べています。


最近報告された「Binance Markets Limited(BML)」に関連する英金融行動監視機構(FCA)の通知を認識しています。BMLは独立した法人であり「Binance.com」のウェブサイトを介して製品やサービスを提供することはありません。(1/4)

「Binance Group」は2020年5月にBMLを買収しましたが、英国での事業を開始したり、FCA規制の承認を使用したりしていません。BMLに関連する質問については「compliance@binance.uk」にお問い合わせください。(2/4)

英金融行動監視機構による警告は「Binance.com」で提供されるサービスに直接的な影響を与えるものではなく、私たちとユーザーの関係性は変わっていません。(3/4)

私たちは規制当局と協力して協調的なアプローチをとっており、コンプライアンスの義務を非常に真剣に受け止めています。私たちはこの新しい分野での方針・規則・法律の変化に遅れをとっていません。(4/4)

カナダ・オンタリオ州では「利用制限措置」

BINANCE(バイナンス)は2021年6月25日に日本の金融庁からも『無登録の暗号資産交換業者』として2度目の警告を受けており、先日26日にはBINANCEから『カナダ・オンタリオ州居住者向けのサービス提供を停止すること』が発表されています。

オンタリオ州の証券取引を監督する規制機関である「オンタリオ証券取引委員会(OSC)」はここ最近で複数の仮想通貨取引所に警告を発していたため、オンタリオ州での利用制限措置はそのような警告を受けてのものだと見られていますが、日本に関連する利用制限措置などは今のところ発表されており、先日「The Block」が報じた内容では、BINANCEの広報担当者は『BINANCEは現在、日本で暗号資産交換事業を行なっておらず、日本ユーザーを勧誘してはいない』と語ったと伝えられています。

>>「英金融行動監視機構」の公式発表はこちら