ステーキング可能な暗号資産ウォレットを展開している「Moonstake(ムーンステーク)」は2022年3月9日に、Astar・Shidenネットワークに参加するDApp開発者を支援して、両プラットフォームの成長を加速させることを目的とした助成金制度「Astar & Shiden Builders Program」から助成金を獲得したことを発表しました。
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「Astar & Shiden Builders Program」の助成金獲得
Moonstake(ムーンステーク)は2022年3月9日に、Astar・Shidenネットワークに参加するDApp開発者を支援して、両プラットフォームの成長を加速させることを目的とした助成金制度「Astar & Shiden Builders Program」から助成金を獲得したことを発表しました。
このプログラムでは、開発者がクラウドファンディングのようにバリデーターを設定できるSDNユーザー向けのメカニズムプールを開発するための調査を目的として、開発者がShidenにdAppステーキングコントラクトを展開することを推奨しています。さらに、ShidenユーザーはSDNを一定期間ロックすることで、一定期間が満了するとSDNを報酬として受け取ることができます。
また「Astar & Shiden Builders Program」は、2つのSubstrateベースとしたネットワークの経験と技術を活用し、AstarとShidenのネットワークに参加し成長が見込まれるDAppビルダーを指導し、最終的にはDAppサービスをスケールさせることも目的としているとのことで、助成金の提案はプロジェクトの技術的な設計・チームとそのコミュニティの全体的な品質・その他で評価されると説明されています。
Moonstakeは昨年11月に、同社のウォレットが「紫電ネットワーク(Shiden Network/SDN)のステーキング」に対応したことを発表していましたが、今回は『SDNステーキングとShiden DAppステーキングをネイティブにサポートする世界有数のステーキングプロバイダー』として、Astar & Shidenのビルダープログラムに参加することになったと報告されています。
「Moonstake」の創業者である手塚 満氏は「Astar & Shiden Builders Program」からの助成金を獲得したことについて次のようにコメントしています。
この度「Astar & Shiden Builders Program」の助成を受けることができ、大変嬉しく思います。世界をリードするステーキングプロバイダーとして、またShiden Networkの世界初のバリデーターグループの一員として、AstarとShidenチームの助成と支援により、Shiden Networkのユーザーだけでなく、我々のエコシステムのユーザーに更なる価値提供ができることを期待しています。
Moonstake Walletはサポートする仮想通貨の拡大を続けると共に、その他の機能拡充も続けており、昨年12月には「カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを基盤としたNFTの保管・送受信が可能になったこと」が発表されている他、今年1月には「Moonstakeのウェブ&モバイルウォレットでMoonPayを介した暗号資産の購入が可能になったこと」なども報告されています。