エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年7月1日に、エルサルバドル政府がビットコインを80BTC追加購入したことを明らかにしました。これらのビットコインは1枚あたり19,000ドル(約258万円)で購入されたと報告されています。
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1BTC=19,000ドルで「80BTC」買い増し
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は2022年7月1日に、エルサルバドル政府がビットコインを80BTC追加購入したことを明らかにしました。
ビットコイン価格は先日30日の午後3時頃から再び急落していましたが、ブケレ大統領は今回のツイートで、これらのビットコインが1枚あたり19,000ドル(約258万円)で購入されたことを画像をつけて報告しており、『安く売ってくれてありがとう?』ともコメントしています。
エルサルバドルは本日80BTCを1枚1万9,000ドルで購入しました!
ビットコインは未来です!
安く売って頂きありがとうございます?
ブケレ大統領がこれまでに報告したBTC購入数量・購入時期は以下のようになっているため、今回の追加購入によってエルサルバドル政府が保有するビットコインは「合計2,381BTC」になったと考えられます。
購入時期 | 購入数量 |
2021年9月6日 | 200BTC |
2021年9月6日 | 200BTC |
2021年9月7日 | 150BTC |
2021年9月19日 | 150BTC |
2021年10月27日 | 420BTC |
2021年11月26日 | 100BTC |
2021年12月3日 | 150BTC |
2021年12月21日 | 21BTC |
2022年1月21日 | 410BTC |
2022年5月10日 | 500BTC |
2022年7月1日 | 80BTC(NEW!) |
ビットコイン価格の暴落が続いていることを受けて、カナダの上場企業「Cypherpunk Holdings」は『保有するBTC・ETHを全て売却した』と報告していましたが、ブケレ大統領は依然として強気姿勢を維持しており、6月19日には『BTC投資は安全、弱気相場が終われば再び価格は上昇する』とツイートしている他、同国の財務大臣が『今回のBTC価格下落が国の財務に与える影響は非常に軽微である』と語ったことなども報告されています。
なお、ビットコイン価格は本日朝に255万円付近まで急落したものの、その後は回復しており、2022年7月1日時点では「1BTC=280万円前後」で推移しています。
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