チリーズ(Chiliz/CHZ)は2022年9月27日に、同社が開発したスポーツ&エンターテイメント業界向けの新ブロックチェーン「Chiliz Chain 2.0」に、放送局がストリーミングをファン主導のインタラクティブな体験に変換するための視聴者参加型プラットフォームを展開している「LiveLike(ライブライク)」が参加したことを発表しました。
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Chiliz Chain 2.0に「LiveLike」が参加
チリーズ(Chiliz/CHZ)は2022年9月27日に、同社が開発したスポーツ&エンターテイメント業界向けの新ブロックチェーン「Chiliz Chain 2.0」に、視聴者参加型プラットフォームを展開している「LiveLike(ライブライク)」が参加したことを発表しました。
LiveLikeは「Chiliz Chain 2.0」に参加した最初の企業です。
LiveLike(ライブライク)は27日のツイートで『Chiliz初の技術統合パートナーとして正式に参加した』と報告しており、『両者のソリューションを組み合わせることによって、ファンユーザーの旅にさらなるユーティリティを追加し、ファントークン機能の可能性を最大限に引き出すことができるようになる』と説明しています。
Chiliz初の技術統合パートナーとして正式に参加しました。
両社のソリューションにより、ファンユーザーの旅にさらなる有用性を追加し、ファントークン機能の可能性をフル活用することが可能となります。
Chiliz Chain 2.0(CC2)は、スポーツ・エンターテインメント業界向けに構築されたレイヤー1ブロックチェーンであり、2022年3月末にテストネットでの運用を開始、今後はこの新ブロックチェーンによって「NFTやファントークンのミント・DeFi製品やPlay to Earnゲームの構築・イベントやロイヤリティなどの作成」が可能になると報告されています。
Chilizはスポーツファンとチームの交流を深めるファン投票&報酬アプリ「Socios.com」などの取り組みで知られていますが、チリーズは今回の発表で『Socios.comは我々が提供する様々な製品の最初の1つに過ぎない』と述べており、『Socios.comのアプリは最終的にCC2に移行するが、我々のミッションはスポーツ・エンターテイメント産業の中心的なブロックチェーン技術基盤となり、Web3.0製品とプラットフォームの開発に熱心な関係者が選ぶブロックチェーンとなることだ』と説明されています。
Chiliz Chain上で開発を行う初の企業
LiveLike(ライブライク)は放送局がストリーミングをファン主導のインタラクティブな体験に変換するための視聴者参加型プラットフォームを展開しているテック企業であり、『LiveLike社の参加はCC2がスポーツ&エンターテイメント業界とその先にあるブロックチェーンとして発展するための次のステップである』と説明されています。
公式発表によると、LiveLike社はChiliz Labイニシアチブの一環として開発資金の助成を受けて、Chilizブロックチェーン上で直接ブロックチェーンとWeb 3.0プロジェクトを開発する最初の企業になるとのことで、『最初はSocios.comファントークンのアドオンユーティリティの開発に注力し、Fan Tokenチームのネイティブアプリや環境を通じてLiveLikeのファンエンゲージメントとリテンションツールを利用できるようにする予定。これにより、Chiliz提携チームのファントークンに新たなエコシステムを提供し、Socios.comプラットフォーム以外の付加的なユーティリティを提供することができるようになる』と説明されています。
また、Chilizのネイティブトークンである「CHZ」も今後その役割をさらに拡大させていくことになるとのことで、公式発表では『CHZはSocios.comだけでなく、CC2上に構築された全てのプロジェクトの取引を支えるネイティブ通貨となる。CHZはCC2上で取引する際のガス代通貨として使用される』とも説明されています。
「LiveLike」と「Chiliz」が今後取り組む具体的な内容などについては明らかにされていないものの、今回の発表では今後数週間に渡って詳細が伝えられていく予定であることも報告されているため、両社の今後の取り組みなどには注目が集まっています。
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