SBI VCトレードとSBINFTは2022年10月26日に、両社が共同開発している暗号資産・NFTの管理と売買が行える統合型ウォレットサービス『SBI Web3ウォレット』を2023年1月にリリースすることを発表しました。このウォレットには、暗号資産⇔日本円の交換を自動執行する「自動円転機能」も搭載されていると報告されています。
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SBI Web3ウォレット:2023年1月リリースへ
SBI VCトレードとSBINFTは2022年10月26日に、両社が共同開発している暗号資産・NFTの管理と売買が行える統合型ウォレットサービス『SBI Web3ウォレット』を2023年1月にリリースすることを発表しました。
SBI Web3ウォレットとは、暗号資産取引所「SBI VCトレード」の口座を持っている利用者が暗号資産とNFTを管理・売買することができる暗号資産・NFT統合型ウォレットサービスであり、最初は「Polygonネットワーク上のNFT保管」や「SBINFT Marketでの売買」が可能になるとされています。
また、暗号資産⇔日本円の交換を自動執行する「自動円転機能」も搭載されているため、NFTの販売収益を常に日本円で管理することが可能で、まるで日本円だけで取引しているような使いやすさを実現するとも説明されています。
また、リリース以降は接続可能な分散型アプリケーション(dApps)の種類も順次追加されていく予定、対応するブロックチェーンも拡大していく予定だとされているため、将来的には日本人にとって魅力的なマルチチェーン対応Web3ウォレットになると期待されます。
「SBI Web3ウォレット」の機能・メリットについて
「SBI Web3ウォレット」の機能・メリットとしては以下のようなものが挙げられています。
「SBI Web3ウォレット」の機能
①国内でも実績のある暗号資産取引所の公式ウォレットサービス
- SBI VCトレードがウォレットを作成し、安全に管理
- NFT取引はパブリックブロックチェーン上に全て記録、取引情報の透明性を担保
②自動円転機能(暗号資産⇔日本円)
- 暗号資産⇔日本円の交換を自動執行
- NFTの販売収益を常に日本円で管理可能
③dApps(ブロックチェーンに対応したアプリケーション)に対応
- ブロックチェーンを活用したゲームやNFTマーケットプレイスにも接続・利用が可能に
- 対応アプリケーションは順次追加予定(リリース時はSBINFT Marketのみ)
「SBI Web3ウォレット」のメリット
・NFT事業を検討・展開している企業の導入メリット
- SBI VCトレードに口座開設するだけで、暗号資産を保有することなく、NFT売買事業の展開が可能
- SBINFT Marketと連携することで、二次流通マーケットも利用可能
- MetaMaskなどのノンカストディアルウォレットともNFT取引が可能
・利用者のメリット
- SBI VCトレードに口座開設するだけで、暗号資産・NFTのどちらも1つのサービスで管理・売買ができる
- 暗号資産と日本円のどちらでもNFTの売買ができる