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2022年「最も検索された仮想通貨TOP10」ミームコインが上位にランクイン


個人金融サイトである「DollarGeek」は2022年12月15日に『2022年にGoogleで最も検索された仮想通貨TOP10』のランキングを公開しました。検索数第1位はビットコインとなっていますが、2位・3位にはシバイヌ(SHIB)とドージコイン(DOGE)がランクインしており、世界ランキングの5位・6位には日本でも人気のカルダノ(ADA)とエックスアールピー(XRP)がランクインしています。

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2022年:Googleで最も検索された仮想通貨TOP10

金融商品や戦略に関する情報を無料で提供している個人金融サイト「DollarGeek」は2022年12月15日に『2022年にGoogleで最も検索された仮想通貨TOP10』のランキングを公開しました。今回公開されたランキングは以下の通りです。

順位 仮想通貨 米国の月間検索数 世界の月間検索数
1 Bitcoin 4,570,000 28,410,000
2 Shiba Inu 1,290,000 4,430,000
3 Dogecoin 729,000 5,850,000
4 Ethereum 611,000 3,840,000
5 Avalanche 534,000 861,000
6 Litecoin 269,000 796,000
7 Cardano 247,000 1,470,000
8 XRP 237,000 1,300,000
9 Safemoon 178,000 1,030,000
10 Nexus 175,000 734,000

ETHを超えて「SHIB・DOGE」が上位ランクイン

検索数が最も多かったのは代表的な仮想通貨である「ビットコイン(BTC)」であったものの、次に有名な仮想通貨である「イーサリアム(ETH)」の順位は4位となっており、世界規模で見た場合の月間検索数は「BTCが28,410,000」「ETHが3,840,000」となっています。

イーサリアムを抜いて2位・3位にランクインしたのは「シバイヌ(SHIB)」と「ドージコイン(DOGE)」で、世界規模で見た場合の月間検索数は「DOGEが5,850,000」「SHIBが4,430,000」となっています。

なお、米国内での月間検索数では「Shiba Inu」が2位となっていますが、世界の月間検索数で見ると「Dogecoin」が2位となっているため、2022年は米国内でシバイヌが特に注目されていたことがわかります。

ドージコインは「Twitterの買収」などで注目を集めたイーロン・マスク氏が支持している仮想通貨としても知られており、今年はイーロン・マスク氏に関するニュースも多かったため、これに関連してドージコインの検索数が世界的に増えたと予想されます。

世界ランキングでは「ADA・XRP」が5位・6位

5位にランクインしたのは2020年9月にメインネットが立ち上げられた比較的新しい仮想通貨「アバランチ(AVAX)」であり、2011年10月に公開された長い歴史を持つ仮想通貨である「ライトコイン(LTC)」は6位に位置付けられています。

また、7位と8位には日本国内でも根強い人気を誇る代表的な仮想通貨「カルダノ(ADA)」と「エックスアールピー(XRP)」がランクインしており、世界の月間検索数だけで見るとADA・XRPがAVAX・LTCを抜いて5位・6位を獲得しています。

ここ最近では続々と新しい仮想通貨やプロジェクトが登場してきているため、数年前に比べると「Cardano・ADA・Ripple・XRP」に関する報道やニュースを目にする機会は減ってきていますが、そのような状況下でも世界中で非常に多くの人々がCardanoやXRPに関心を示していることわかります。

なお、以前までは『日本は取引できる仮想通貨の種類が少ない』と言われていましたが、1〜8位までにランクインしている仮想通貨は全て日本国内の暗号資産取引所にも上場しているため、現在は日本居住者でも簡単にこれらの仮想通貨を売買することができるようになっています。

9位・10位は「SafemoonとNexus」

9位・10位には日本国内の取引所には上場していない「セーフムーン(SAFEMOON)」と「ネクサス(NXS)」がランクインしており、セーフムーンに関しては世界の月間検索数で7位にランクインしています。

セーフムーン(SAFEMOON)は2021年3月にローンチされた分散型金融(DeFi)のプロトコルであり、ネクサス(NXS)は2014年9月に公開された量子耐性ブロックチェーンとなっています。

「DollarGeek」の広報担当者は今回の調査結果について次のようにコメントしています。

ビットコインは2009年のリリース以来、広く使用されている最初の暗号通貨であり、米国と世界で最も人気のある仮想通貨であり続けています。しかし、ビットコインの代替通貨はその規模こそ小さいものの、人気の面では追いついてきています。最も若い仮想通貨のいくつかで膨大な検索数が記録されていることがそれを物語っています。

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