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Oasys(OAS)のバリデータに「KDDI」が参加|エンタメ・ゲーム領域で連携模索


快適な環境でゲームをプレイできるよう設計されたゲーム特化型ブロックチェーンを展開している「Oasys」は2023年3月28日に、Oasysのネットワークを支えるバリデータに「KDDI株式会社」が参加することを発表しました。

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KDDI株式会社がバリデータとして参画

ゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」は2023年3月28日に、Oasysのバリデータとして「KDDI株式会社」が参加することが決定したと発表しました。

オアシス(Oasys/OAS)は、ゲームのプレイヤーが快適な環境でゲームをプレイできるように設計されたゲーム特化型ブロックチェーンであり、「高速な処理速度」や「ユーザー負担のガス代無料化」など実現している他、独自の仮想通貨である「OAS」も発行されています。

バリデータとは、Oasysのブロックチェーン上の取引が正しいかどうかを検証する役割を担うノードや運営者のことであり、Oasysの初期バリデータには「バンダイナムコ研究所、セガ、スクウェア・エニックスネットマーブル」など21社が参加、今年2月には「ソフトバンク」がバリデータとして参加することなども発表されています。

ゲーム・エンタメ領域における連携も模索

KDDIは2023年3月7日に、メタバース・ライブ配信・NFTマーケットプレイス・暗号資産ウォレット・バーチャルショッピングなどといったWeb3時代の様々なサービスを提供する新サービス『αU(アルファユー)』を始動したことを発表していましたが、今回の発表では「OasysとKDDIがゲーム・エンタメ領域における幅広い連携を模索していること」も説明されています。

Oasysは公式発表の中で『信頼と実績がある複数の企業様にバリデータに参加いただくことで、さらなるOasysエコシステムの拡大とネットワークの安定強化を図ってまいります』と述べており、KDDI株式会社事業創造本部BI推進部長である舘林 俊平氏と、Oasysのディレクターである森山 大器氏は次のようにコメントいます。

【KDDI:舘林 俊平氏】
Oasysブロックチェーンは、日本発で、国内外のゲーム・エンタメ領域で実績を持つ企業と連携しており、Web3領域をリードしていく存在だと考えています。そのようなブロックチェーンのインフラを支える一員として、バリデータに参加できることを嬉しく思っています。

KDDIは、誰もがクリエイターになりうる世界に向けたメタバース・Web3サービス「αU(アルファユー)」を提供開始しました。これまで通信インフラを構築してきた実績も活かし、Oasysブロックチェーンを全面的にサポートすると共に、新たなWeb3領域におけるゲーム・エンタメ関連の取り組みでもご一緒できる可能性を模索していければ幸いです。

【Oasys:森山 大器氏】
Web3領域への本格的な参入を発表されたKDDI様の今後の展開に大いに期待するとともに、その初期のパートナーとしてOasysを選んでいただけたことを嬉しく思います。インフラ面での連携はもちろん、中長期的にはゲーム・エンタメなどコンテンツ領域でもご一緒できることを楽しみにしております。

Oasysのブロックチェーン上では既に複数のサービスが構築されており、最近ではOasysのレイヤー2ブロックチェーンに複数のゲームが参加していることも報告されています

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