今月末は38,000ドル、来月は40,000ドルを超えると予想
仮想通貨サービス企業「Matrixport」は2023年11月23日に公開したレポートの中で『ビットコイン(BTC)は2023年12月に90%の確率で40,000ドル(約597万円)を超える』との予想を示しました。
ビットコイン(BTC)は今月9日に38,000ドル付近まで上昇して以降、36,000ドル付近での推移を続けていますが、Matrixportは『ビットコインは今月末に80%の確率で38,000ドルを突破し、12月には40,000ドルを超えて上昇する』と予想しています。
同社は2023年9月以降でテザー(USDT)の時価総額が50億ドル(約7,460億円)増加していることも指摘しており、『これは機関投資家が法定通貨をステーブルコインに交換して、ビットコインなどの仮想通貨を購入する可能性が高まっていることを示している』とも述べています。
注目すべき点としては「様々なブロックチェーン上で手数料が増加していること」が挙げられており、『今月はビットコインの手数料が最も大幅に上昇した』とも報告されています。
取引所へのUSDT送金も増加
イーサリアムのエントリーポイントにも言及
今回のレポートではイーサリアム(ETH)についても言及されており、『ビットコインのドミナンスは10月26日に53.4%でピークに達したが、ブラックロックがイーサリアムETFの申請を行なったことで、トレーダー達がリスク資本をイーサリアムに向ける傾向が増している』と説明されています。
また、特筆すべき点としては「11月におけるイーサリアムエコシステム内の手数料が2023年7月以来の最高水準に達していること」が挙げられており、『イーサリアムの短期的な再エントリー価格は2,030ドル(約30万円)』とコメントされています。
イーサリアムの短期的な再エントリー価格は2,030ドルです。短期モデルは9月27日に1,600ドルで買いポジションを持ちました。一方、長期モデルは10月25日に1,787ドルで買いポジションを示唆しました。
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株式やアルトコインに関するコメントも
Matrixportは『マクロ環境は引き続き仮想通貨をサポートしている』と述べており、『私たちは債権利回りが2024年(または2025年)に2.60%まで低下すると確信している』とも語っています。
このように語った同社は『債権利回りの低下は株式市場の新たなブームの引き金となる可能性がある』と述べており、『特に第2層のテック株や第2層の仮想通貨(アルトコイン)に恩恵をもたらすだろう』との考えを語っています。
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