ビットコイン下落時に大量のBTC買い
ビットコイン(BTC)の価格は2024年2月8日に上昇し、43,000ドルから44,800ドル(約640万円から666万円)付近まで回復しました。
先月半ばにビットコイン価格が急落した際には「BTC価格は35,000ドル付近まで下落する可能性がある」と予想する意見が多数投稿されていましたが、先月24日に38,000ドル付近まで下落して以降は上昇傾向が続いています。
BTC価格が再び回復している背景には「大口投資家や個人投資家によるBTC買い」の動きがあるようで、Xで4万人以上のフォロワーを有するアナリストのアリ・マルティネス氏(@ali_charts)は、7日・8日の投稿で大量のBTC買いが行われていることを報告しています。
BTCクジラが2週間で3.66%増加
アリ・マルティネス氏は7日の投稿で、Glassnodeのデータを引用する形で「1,000枚以上のビットコインを保有するウォレットアドレス(クジラ)の数が数ヶ月ぶりの高水準に到達したこと」を報告しています。
同氏によると、ここ最近では1,000BTC以上を保有するクジラの数が73増加したとのことで、BTCクジラの数は過去2週間で3.66%増加していると報告されています。
マルティネス氏が投稿した以下の画像は「1,000BTC以上を保有するウォレットの数」と「ビットコイン価格」を記したチャートで、オレンジ線はウォレット数、黒線はBTC価格推移を示しています。
ビットコインクジラはさらにBTCを貯めています!現在は約73の新たなクジラが1,000BTC以上を保有しており、2週間で3.66%増加しています。
PlanB氏の長期的なBTC価格予想
42,000ドル付近が重要なサポートライン
アリ・マルティネス氏は8日の投稿で、41,800ドル〜43,080ドル(約622万円〜640万円)の価格帯で300万以上のアドレスが150万ドル(約2億2,300万円)相当のBTCを購入しているとも報告しています。
添付された画像のデータによると、この価格帯におけるBTC購入者の平均購入価格は42,575ドル(約633万円)であるとのことで、マルティネス氏は「41,800ドル〜43,080ドルは現在のBTCにおける重要なサポートゾーンである」とコメントしています。
300万以上のアドレスが41,800ドル〜43,080ドルの間で150万ドル相当近くのBTCを購入しました。これは現時点でビットコインにとって最も重要なサポートゾーンです。
ビットコインでは2024年4月頃に半減期が予定されているため、長期的には「価格上昇が続く」と予想する意見が多く、一部の専門家からは「数倍の価格上昇」を予想する意見も語られています。
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