ビットコイン価格は半減期後「4倍」になる?SkyBridge創設者の価格予想
半減期後18ヶ月で20万ドル前後まで上昇?
米国の資産運用会社「SkyBridge」の創業者であるアンソニー・スカラムッチ氏は2024年1月24日に公開されたYouTube動画の中で「ビットコイン価格は半減期後に4倍になる可能性がある」との予想を語りました。
半減期とは、ビットコインのマイニングで得られる報酬額が半分になるタイミングのことであり、次の半減期は2024年4月半ば頃になると予想されています。
アンソニー・スカラムッチ氏は過去のデータに基づいて「ビットコイン価格は半減期の18ヶ月後に4倍まで上昇している」と指摘しており、半減期時のBTC価格が5万ドルだった場合には20万ドル(約2,950万円)、6万ドルだった場合には24万ドル(約3,540万円)まで上昇する可能性があると説明しています。
なお、今回公開された動画のタイトルは「ビットコインは半減期後に17万ドルに達する」となっていますが、これはロイターで公開された記事のタイトルに基づくもので、記事内では「半減期時のBTC価格が45,000ドルだった場合、2025年半ばから後半までには17万ドル(約2,500万円)になる」との予想が紹介されています。
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長期的な目標価格は40万ドル
アンソニー・スカラムッチ氏は今回の動画の中で「ビットコインの長期的な目標価格」も語っており、「ビットコインの時価総額はゴールド(金)の時価総額の半分までは容易に達するだろう」と述べています。
ゴールドの時価総額は約14兆5,000億ドル(約2,138兆円)であるため、ビットコインの時価総額は7兆ドル〜8兆ドル(約1,030兆円〜1,180兆円)まで増加する可能性があり、それによってBTC価格は現在価格の約10倍となる40万ドル(約5,900万円)まで上昇する可能性があると予想されています。
半減期後のBTC価格予想については、15万ドル前後を予想する意見が多く、「Pantera Capital、Bernstein、Matrixport、ロバート・キヨサキ氏」なども15万ドル前後の価格予想を語っています。
しかし、スカラムッチ氏のように40万ドル到達を予想する意見も多数出ており、マイニング関連サービスを展開している「Blockware Solutions」は2023年8月に『ビットコイン価格は次の半減期サイクルで40万ドルに達する可能性がある』との予想を語っています。
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(YouTube動画、ロイター報道)