アトミックスワップ機能追加&SHIBサポート
シンボル(Symbol/XYM)を活用したNFT特化型ウォレット「NFTDriveEX」を展開している株式会社NFTDriveは2024年4月3日に、アトミックスワップ機能を搭載した「NFTDriveEX v4.0.1」をリリースしたことを発表しました。
NFTDriveEXは、ブラウザから手軽に利用できるNFT特化型ウォレットであり、Symbolを活用したフルオンチェーンNFTを発行できる機能なども搭載されています。
今回リリースされた最新版では、以前から報告されていた「アトミックスワップ機能」や「ウォレット丸ごとバックアップ機能」が搭載されているとのことで、新たにシバイヌ(Shiba Inu/SHIB)もサポートしたと報告されています。
NFTDriveEXは記事執筆時点で「Symbol・Ethereum・Polygon・Mumbai」のネットワークに対応しているため、ネットワークを「Ethereum」または「Polygon」に切り替えれば”SHIB”を扱うことができます。
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「Nドラ・アトミックスワップv1」とは?
今回新たに追加された「Nドラ・アトミックスワップv1」は、Symbol上で発行されたNFTを「EthereumやPolygon上のトークン」で購入・交換できる機能となっています。
アトミックスワップとは、取引所などの仲介者なしで異なるブロックチェーン上のトークンを安全に直接取引できる仕組みのことであり、仲介者を介すことなくユーザー同士で安全に素早く仮想通貨をやり取りできる革新的な技術となっています。
NFTDriveEXのアトミックスワップ機能は「Symbolアドレス・EVMアドレス・XYM・ETHまたはMATIX・支払い分トークン」などを用意することによって利用することが可能で、アドレスの連携作業などを行うことによって使い始めることができる仕組みになっています。
また、NFT作者も取引でロイヤリティを受け取るために「SymbolアドレスとEVMアドレスのリンク」を行う必要があるとのことで、作者のアドレスがリンクされていない場合は取引ができないため、事前に作者に「EVMアドレスのリンク」を求めることが推奨されています。
Nドラ・アトミックスワップv1の利用方法については「こちらの記事」で詳しく解説されています。
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「XYMと他トークンの交換」について
NFTDriveEXのアトミックスワップv1では「XYMと他トークンの交換」はできないようになっているとのことで、XYMと他トークンの交換を制限している背景には”法解釈を含む余計なトラブルを防ぐ目的”があると説明されています。
個人間での取引に本技術を利用する場合は交換業ライセンスは不要ですが、世界でも稀な技術であるため、法解釈を含む余計なトラブルを防ぐ観点から念のためv1ではこのような措置を致します。
ただし、v2では「XYMとトークンのペア」が開放されるとも報告されているため、今後のアップデート発表にも注目です。
NFTDriveEXのアトミックスワップ機能は、Symbolと他のブロックチェーンを繋ぐ重要な機能となるため、今後は外部チェーンやコミュニティとの関わりが強化され、Symbolエコシステムの発展にも繋がると期待されています。
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