仮想通貨投資企業であるCanary Capital(カナリーキャピタル)は2024年10月15日に、ライトコイン(LTC)の現物ETFとなる「Canary Litecoin ETF」のS-1申請書を米国証券取引委員会(SEC)に提出しました。
米国ではすでにビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の現物ETFがローンチされていますが、ライトコイン現物ETFの申請が米国で行われるのは今回が初となります。
今回提出されたS-1申請書は、ETFの構造・投資目的・運用方法・リスク要因・手数料などの詳細情報を記載したもので、提出書類の中では「LTCを保有してCoinDesk Litecoin Price Index(LTX)のパフォーマンスを追跡することを目指す」との説明がなされています。
ただし、カストディアン・管理者・上場先などの情報は現時点で明らかにされておらず、提出書類ではそれぞれの項目が空欄となっています。
カナリーキャピタルはここ最近でアルトコインの現物ETFを申請している企業で、今月8日にはXRPの現物ETFとなる「Canary XRP ETF」のS-1申請書も提出されています。
XRPやLTCのETFが認められるかは不明であるものの、ここ最近ではアルトコインETFに関する報告が増えてきているため、今後はその他のアルトコインを対象としたETFの申請がさらに増えていくことになると予想されています。
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Souce:提出資料
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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