仮想通貨5銘柄で構成される「バスケット型ETF」を申請:Grayscale
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BITTIMES
ビットコイン現物ETFなどの提供で知られる米資産運用大手Grayscale(グレースケール)が、 複数の仮想通貨で構成されたバスケット型の仮想通貨投資信託「Grayscale Digital Large Cap Fund」をETF(上場投資信託)に転換するための申請書類を米国証券取引委員会(SEC)に提出したことが明らかになりました。
Grayscale Digital Large Cap Fund(GDLC)は、複数の仮想通貨で構成された5億2,400万ドル(約780億円)規模のバスケット型投資信託であり、記事執筆時点では以下のような仮想通貨・割合で構成されています。
仮想通貨 | 割合 |
ビットコイン(BTC) | 75.59% |
イーサリアム(ETH) | 17.83% |
ソラナ(SOL) | 4.16% |
エックスアールピー(XRP) | 1.76% |
アバランチ(AVAX) | 0.66% |
グレースケールはこれまでにもビットコインやイーサリアムのファンドをETFに転換する形でビットコイン現物ETFやイーサリアム現物ETFを展開しています。
今回のETF転換が米SECに認められるかどうかは現時点で不明であるものの、バスケット型の仮想通貨ETFが承認された場合には、仮想通貨業界のさらなる発展につながる重要ニュースとなります。
グレースケールは仮想通貨関連の投資信託を続々と発表していて、最近ではXRPやAAVEの投資信託も発表、投資商品検討中の仮想通貨リストも更新されているため、その他のETF転換に関する新たな発表などにも注目です。
※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=149.13円)
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Souce:Grayscale公式サイト
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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