ガス代だけで発行できるトークンが続々と登場
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のイーサリアムL2であるShibariumでは、ガス代だけで無料ミント(発行)できるトークンが続々と登場しています。
2024年10月18日には、Shibarium基盤の分散型取引所(DEX)である「WoofSwap」や資産発行プロトコルの「PIKA」からミームコイン「FEED」の無料ミント開始が発表されていましたが、その後は「WOW」や「Shibarium Names」の無料ミント開始も発表されています。
Shibariumでは、オンチェーン取引で徴収されたガス代の一部をSHIBのバーン(焼却処分)に充てる仕組みが導入されているため、これらのトークンの発行回数が増加すれば、Shibarium上での取引が増加して、SHIBのバーンも加速すると期待されています。
FEED登場時は取引量が急増
10億回ミントを目指す「$WOW」
$WOWは、$FEEDに続く形で新たに登場した特に意味を持たない新トークンであり、FEEDは2,000万回ミントされたため、WOWは10億回のミントにチャレンジすると説明されています。
PIKAの公式発表では「SHIBをバーンしたい場合はミントしてBONEを使い続けてください」とコメントされているため、$WOWの無料ミントでSHIBのバーンを加速させる狙いがあることがわかります。
何もないかもしれない $WOW
https://www.shibariumscan.io/token/0x8f4b11d923BbAA6206f3Dd3ff84e8e31bafB49b7
面白半分で10億回ミント。
NO.1:$FEED – 2000万回
NO.2:$WOW – 10億回(FEEDベースのバーンチャレンジ)分散化、 $SHIBをバーンしたい場合はミントして$BONE使い続けてください。
ユーザー名として使える「Shibarium Names」
Shibarium Namesは、NFT形式で発行されるShibarium基盤のWeb3 IDであり、WoofSwapの発表では「何もないかもしれないが、Twitterのユーザー名として使える」と説明されています。
このトークンは発行時に「取得したいID名」を入力することによって、指定した名前のWeb3 IDを取得できる仕組みで、発行時の入力欄に「myname」と入力した場合には「myname.shibarium」という文字列のIDをNFT形式で取得できるようになっています(※文字数は1〜6文字を推奨)。
フリーミント。Shibarium WEB3 ID
https://www.shibariumscan.io/token/0x802974CA594248680b3032Bb1a293bE1eF606862?tab=contract
何もないかもしれませんが、Twitterのユーザー名として使えます。
#Shibarium #ShibariumName
ミント後は永続的に使用できます。
推奨:1文字から6文字まで
各種トークンの発行・取得方法
$FEED・$WOW・Shibarium Namesなどの各種トークンは、Shibariumのブロックチェーンエクスプローラーである「ShibariumScan」の専用ページにウォレットを接続することによって発行・取得することができます。
各トークンの発行ページは上記X投稿内に記載されているため、対象ページにアクセスした後に以下の手順でミントプロセスを進めればトークンを発行・取得できるようになっています(※発行時には少額のガス代のみがかかります)。
- 発行・取得したいトークンのShibariumScan専用ページに移動
- ShibariumScanに自分のウォレットを接続する
- ページ中段にある「Contract」のタブに移動
- さらに「Write contract」のタブに移動
- 「Contract information」の項目にある「mint」をクリック
- 「mint」の下に表示される「Write」をクリック
- ウォレット側でトランザクションを承認すれば発行完了
なお、$FEEDと$WOWは上記手順で発行できますが、Shibarium Namesを発行する場合は「Write」をクリックする前に「取得したいID名」を入力する必要があります。
$FEED・$WOW・Shibarium Namesなどのトークンは誰でも無料でミントできるトークンであるため、価格上昇を期待できるようなものではありませんが、各トークンの発行が増加してSHIBのバーンが加速すれば、SHIBの流通量が減少して希少価値が高まると期待されます。
Shibariumを活用したサービスは徐々に増えてきていますが、その一方ではShibarium基盤のトークンも増えてきているため、今後はShibarium関連トークンの動向などにも注目です。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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