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Charles Hoskinsonが語った「CardanoとGoogle提携の真相」


CARDANO(カルダノ)の創設者であるチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏は、ここ最近で話題となっていたGoogle(グーグル)との提携の噂について、その真相と自身の考えを明らかにしました。

CARDANO×Googleパートナーシップの噂

CARDANOプロジェクトの一員であるIOHK(Input Output HongKong)のチームが、5月15日にGoogleのロンドンオフィスでミーティングを行なったというニュースは世界中で話題となりました。

Googleからの招待によって開催されたこの会合は、IOHKの最高経営責任者(CEO)であるホスキンソン氏が、カルダノやエイダコイン(ADA)の未来について解説し、複数の質問に答えています。

IOHKの公式ホームページに掲載された内容によると、この会合では「カルダノのロードマップ」、「ブロックチェーン技術を使用したプライバシー」、「Ethereum(ETH)とCARDANO(ADA)の違い」などのような、幅広いトピックについての説明が行われたことが記されているため、両社が今後パートナーシップを結ぶのではないか?との見方が強まっていました。

そして最近、ホスキンソン氏はこれらの噂の真相を明らかにしています。

「Ask Me Anything」で語られた真相

ホスキンソン氏は最近、著名人や有名人が一般の人々からの質問に答える「Ask Me Anything(AMA)」セッションを開催しました。仮想通貨市場やコミュニティに関する数多くの質問が寄せられ、それらの質問に答えた彼は『Googleとの提携には全く関心がない』ということを語っています。

彼はこれらの噂に対して、『Googleは多国籍企業であり、地球上で最も大きく強力な企業の1つであることから、パートナーになるつもりがある訳ではなく、単純に自分達の目的を実行しようとしているだけである』と説明しています。

さらにホスキンソン氏は、Googleがすでに非常に多くの科学者とハイテク技術を十分に備えていることを強調しています。

これまでにもビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)などの有望なプロジェクトや仮想通貨が数多く誕生しているものの、Googleはそれらをパートナーとしては必要としていませんでした。

ホスキンソン氏はこのようなことを踏まえて、その中であえてカルダノ(CARDANO)をパートナーとして選択する可能性は限りなく少ないと説明しています。

またホスキンソン氏は、この他にも「Googleはオープンソース技術の良い守護者である」とも語っており、「同社の従業員の多くが週末をオープンソースプロジェクトに費やしている」と述べています。しかし彼は、それについても『単純に仮想通貨愛好家なだけである』と説明しています。

彼は、Google、Microsoft、Apple、Facebookといった大手企業が、今後それぞれが”選ぶべき道をたどる”と考えています。しかし、すでに十分な力も持っているそれらの企業が自らのプロジェクトのために、その他の小さな企業の力を求めるとは考えていません。

ブロックチェーンの技術者求む?

今回ホスキンソン氏が語ったこれらの説明から、おそらく現時点ではGoogleとのパートナーシップが結ばれることはないと見られています。

Cardanoと提携する可能性は低いと見られているものの、Googleは以前にイーサリアム(ETH)の共同創設者であるヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏に、仕事のオファーを出していたことも話題となっていました。

これに関しても詳しいことが明かされていないため、その真相は定かではありませんが、一つだけ確実と思われることは『Googleは仮想通貨やブロックチェーン技術に関する知識や技術者を求めている』ということです。

最近はFacebook(フェイスブック)が本格的にブロックチェーンや仮想通貨への取り組みを開始していると言われています。これに対してGoogleがどのような姿勢でブロックチェーンの技術に関わっていくのかに注目が集まります。

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