ビットコインの価格は依然として65〜70万円台で低迷を続けていますが、元Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)投資管理部門担当バイスプレジデント(Vice President/VP)であるChristopher Matta(クリストファー・マッタ)氏は、CNBCの番組で「BTCの価格は再び1万5,000ドル(約165万円)に達する」という予想を語っています。
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66万円は良いエントリーポイント
米国の新興運用会社である「Crescent Crypto Asset Management」の共同設立者でもあるマッタ氏は、「ビットコイン投資家は長期的な視野で投資を行う必要がある」と語っています。
具体的には、2〜5年間にかけての長期投資を勧める彼は「ビットコインに対する強気な感情は過去6ヶ月で変化していない」と説明しました。
マッタ氏は規制当局が仮想通貨規制に向けた具体的な取り組みを開始していることから、今後は仮想通貨市場がさらに安定して成長していくことになると考えています。
「私たちは、より適切な規制が定められることが良いことであると思っている」と語る彼は、「長期的に強気な姿勢でいるのであれば、6,000ドル(約66万円)はまともなエントリーポイントである」と述べています。
先物取引によるボラティリティへの影響
『ビットコイン先物取引の導入が”ビットコインのボラティリティ”に影響を及ぼしたと思うか』という質問を受けたマッタ氏は、「ボラティリティは高水準で継続している」と答えました。彼は「先物がボラティリティに影響を与えているかどうかを判断することは難しい」と述べており、「必ずしもそこに因果関係があるとは思わない」と語っています。
マッタ氏はビットコイン投資家が良い結果を出すためには、長期的な視野でもう少し待たなければならないとしています。また、ビットコインの価格が高騰していたタイミングで投資を始めた人々は2万ドル(約220万円)近くで購入しているため、現在の約6,000ドル(約66万円)という価格には落胆していると思われるものの、長期投資を行う投資家にとっては、現在の価格がちょうど良い『買い時』であると説明し、現在の状況に不安を抱いている投資家に対してこのようにコメントしました。
慌てずにホールドすることが大切です。
インフラの整備と改善は、より多くの個人投資家を招くだけでなく、 彼らは機関投資家の助けとなるでしょう。
またマッタ氏の他にも、仮想通貨ヘッジファンド「Pantera Capital(パンテラ・キャピタル)」のCEOであるDan Morehead(ダン・モアヘッド)氏も、ビットコインについてコメントし「今が買い時である」と述べています。
ビットコインの価格|2018年7月15日
ビットコイン(BTC)の価格は先月末に約65万円付近まで下落した後に何度か上昇し、2018年7月15日時点での価格は約70万円となっています。
ここ数週間では70万円前後で横ばいの状況が続いているため、以前に比べると回復しつつあるようにも見られます。
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