仮想通貨ETFの承認確率を予想
ブルームバーグのETFアナリストであるエリック・バルチュナス氏は2025年2月11日に、自身のX(旧Twitter)で、複数の仮想通貨ETFの承認確率について言及しました。
同氏によると、各通貨のSEC(米国証券取引委員会)による承認確率は、ライトコイン(LTC)が最も高く90%、ドージコイン(DOGE)が75%、ソラナ(SOL)が70%、XRPが65%との見方を示しています。
私たちは、アルトコインETFの承認確率に関する公式な予測を発表しました。
ライトコインが90%の確率でトップ、次いでドージコイン、その後にソラナとXRPが続きます。
(中略)
また、バルチュナス氏の同僚でもあるジェームズ・セイファート氏は、SECがすでにソラナのETF申請を受理していることを踏まえ、他の仮想通貨ETFについても承認される可能性が高いとの見解を示しました。
その中でも、XRP・DOGEの現物ETFについては「今週中に受理される可能性が高い」とXに投稿しています。
申請は受理される。特にXRPとドージコインは今週中に受理される可能性が高い。
(中略)
XRP・DOGEのETF承認が市場に与える影響
2024年1月に承認されたビットコイン(BTC)の現物ETFでは、承認から1週間で数十億ドルの資金が流入し、ビットコイン価格を押し上げる要因となりました。このことから、XRPやドージコインのETFが承認された場合も、同様の市場への影響が予想されています。
一方で、SECが最終的にこれらのETFを承認するかどうかは依然として不透明です。XRPはこれまでSECとの間で法的問題を抱えており、DOGEについてはそのユースケースの不明瞭さが懸念点として一部で指摘されています。そのため、SECの最終判断には慎重な姿勢が求められると考えられています。
仮想通貨市場は今後のSECの判断次第で大きく変動する可能性があり、ETFの承認動向が注目を集めています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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