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コインベース:仮想通貨4種類の上場を発表|XRP・ADAなどの取り扱いも検討


仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は、2018年12月8日新たに4つのトークンの取り扱いを開始することを発表しました。これらの通貨は12月7日に「上場検討中」として公表された31種類の銘柄に含まれていたものであるため、カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)やリップル(Ripple/XRP)などのその他27種類の暗号通貨取り扱いにも期待が高まっています。

こちらから読む:米国最大の仮想通貨取引所「Coinbase」基本情報を5分で

上場発表で4銘柄の価格上昇

米国の大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は、2018年12月8日に以下の4種類の仮想通貨を「Coinbase Pro(コインベース・プロ)」に上場させることを発表しました。
・Decentraland(MANA)
・Loom Network(LOOM)
・district0x(DNT)
・Civic(CVC)

これらの仮想通貨は、米ドル(USD)に基づいたステーブルコインである「USDCoin(USDC)」との通貨ペアで提供すると発表されています。今回上場が発表された4種類の仮想通貨は現時点では入金のみの対応となっているものの、発表直後には10%〜30%近く価格を上昇させています。

またこれらの仮想通貨は、
アメリカ
イギリス
欧州連合(EU)
シンガポール
オーストラリア
などの「Coinbase Pro」ユーザー向けに提供されることになっており、提供地域は後でさらに追加される可能性があるとも説明されています。

取り扱い検討中の仮想通貨は「残り27種類」

Coinbaseが公開した取り扱い検討中の仮想通貨(画像:Coinbase)

今回上場が発表された仮想通貨は、Coinbaseが取り扱いを検討している仮想通貨の一部に過ぎません。先日同社は今後新たに取り扱うことを予定している合計31種類の仮想通貨を発表していました。これらの通貨の中には、今回の4通貨の他にもカルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)リップル(Ripple/XRP)などの仮想通貨も含まれているため、それらの仮想通貨の上場にも期待が高まっています。


Coinbaseは、30種類以上の新しいデジタル資産の追加を検討しています。当社の基準を満たし、現地の法律に準拠しているすべての資産をサポートすることが私たちの目標です。

コインベースは今回の発表の中で、技術的な側面やコンプライアンスの観点から重要な作業を行う必要があるため「これらすべての仮想通貨の上場を保証することはできない」と説明していますが、同社は多くの仮想通貨を取り扱いを早急に進めるために3億ドル(約338億円)の資金調達も行なっているため、実際に取り扱いが開始される可能性は高いと考えられています。

XRPに関してはすでに同社のカストディサービスに追加されているため、取引サービスに追加される可能性も高いと言えるでしょう。今回上場した仮想通貨は、7日に検討中として情報が公開された翌日に発表されているため、今後の迅速な対応にも期待が高まります。