仮想通貨・ブロックチェーン・トークンなど、暗号通貨市場の透明性を高めることを目的とした分析会社である「Messari(メサーリ)」は、情報レジストリに新しく10のプロジェクトが追加されたことを発表しました。このプロジェクトの中には、Cardano(カルダノ)、Orbs(オーブス)、Lisk(リスク)などのプロジェクトが含まれています。
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Messari(メサーリ)とは?
Messari(メサーリ)は、仮想通貨市場の透明性を高めることを目的として設立されたブロックチェーン分析会社であり、仮想通貨関連企業に関する様々な情報を提供することによって、投資家が仮想通貨関連のプロジェクトが詐欺ではないことを簡単に判断できる環境を提供しています。
仮想通貨関連の事業を行なっているプロジェクトは「Messari」に参加するかどうかを各自で決定することができ、参加した場合にはビジネスに関する情報を投資家に開示し、投資家の人々が実際に投資を行う前に確認できるデータベースを提供することになります。
投資家の人々は「Messari」の情報を確認することによって、参加している企業の情報や関連ニュースなどを確認することができるため、“投資するに値する企業かどうか”を事前に確認することができます。
Cardano・Orbsなど「合計10のプロジェクト」が参加
今回の発表では、
・Cardano Foundation(カルダノ財団)
・Orbs(オーブス)
・Lisk(リスク)
・Beam(ビーム)
・KEEP(キープ)
・Akropolis(アクロポリス)
・V Systems(Vシステムズ)
・FUSION(フュージョン)
・Permission(パーミッション)
・Elrond(エルロンド)
など、合計10の仮想通貨関連プロジェクトが新たに参加したことが発表されています。
昨年末に「Messari」が公開された時点で同社のデータベースに参加しているプロジェクトの数は12だったと報告されていますが、今回の追加によって現在参加しているプロジェクトは合計54となっているため、短期間で参加プロジェクトが急速に増加していることがわかります。
仮想通貨業界では詐欺などの問題が頻繁に起きているため、プロジェクトの透明性を高め、投資家からの信頼を得ることが非常に重要となっています。「Messari」は国内ではあまり知られていないものの、海外では有名なウェブサイトの一つであるため、今回新たに参加したプロジェクトは、投資家からの信頼を獲得できるだけでなく、より多くの人々に認知されるきっかけを得ることができると期待されます。
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