Ripple(リップル)社の投資部門である「Xpring」は仮想通貨XRPの基盤として利用されている分散型台帳「XRP Ledger」の新バージョンである「ver1.5.0」と「1.6.0べータ版」を発表し、2020年4月15日に「ver1.5.0」をXRP Ledgerのテストネットに実装する予定であることを明らかにしました。
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XRP Ledger「最新版」へとアップデート
Ripple(リップル)社の投資部門である「Xpring」は2020年4月11日に、仮想通貨エックスアールピー(XRP)の基盤として利用されている分散型台帳「XRP Ledger」の新バージョンである「ver1.5.0」と「1.6.0べータ版」を発表しました。ver1.5.0のパッケージは先週の時点で公開されており、1.6.0べータ版は今週公開されています。
先週公開された「ver1.5.0」には、新しいAPIツール・新しいRPCメソッド・サブミットメソッドの拡張・パッケージ構築の改良などといった「XRP Ledger」関連のサービスを向上させる改良・改善や新機能が含まれていると報告されています。
2020年4月15日には「ver1.5.0」がXRP Ledgerのテストネットに実装される予定となっており、同日にはクラスタやバリデータを含むXRP LedgerメインネットのRippleサーバーをバージョン1.5.0にアップデートする予定だとされています。
15日のアップデート後には「XRP Ledgerの修正案」について合意を得るための投票が開始される予定だと報告されており、その後は2週間に渡って投票が募集され、8割以上の信頼されたバリデータの承認を得ることができた場合には修正案が採用されると説明されています。
「XRP Ledger」の以前のバージョンを使用している場合には、修正案が採用された際に「バリデータを判断できない・トランザクションを送信・処理できない」といった問題が発生するため、「XRP Ledger」のサーバー運用者には2020年4月29日までに修正案を確認した上でアップデートを行うことが推奨されています。
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2020年4月14日|エックスアールピー(XRP)の価格
エックスアールピー(XRP)の価格は今月13日に13円台まで下落したものの、その後はやや回復しており、2020年4月14日時点では「1XRP=20.27円」で取引されています。
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