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ビットコインキャッシュ「ハードフォーク」を完了|今後はBCHNが主流に?


仮想通貨「ビットコインキャッシュABC(BitcoinCash ABC/BCH ABC)」は2020年11月15日に予定通りハードフォークを完了しました。現時点では今回のハードフォークで新たに誕生した仮想通貨「ビットコインキャッシュノード(BitcoinCash Node/BCHN)」がマイナーからの支持を獲得しているため、今後はBCHNが”BCH”として取引所などで採用されていくことになると予想されます。

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「BitcoinCash Node(BCHN)」が圧倒的優勢

これまで「ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)」として国内取引所などで取り扱われていた暗号資産「ビットコインキャッシュABC(BitcoinCash ABC/BCH ABC)」は、2020年11月15日に予定通りハードフォークを完了しました。

今回のハードフォークによって新しい暗号資産・ブロックチェーンである「ビットコインキャッシュノード(BitcoinCash Node/BCHN)」が誕生しましたが、記事執筆時点では「BCH ABC」よりも「BCHN」の方が優勢の状態となっているため、今後はBCHNが”ビットコインキャッシュ(BCH)”として取引所などで継承されていくことになるとみられています。

「BitcoinCash ABC」のブロックチェーンで最後にマイニングされた共通ブロック”661,647″は、大手暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」が運営しているマイニングプールによって採掘されており、分裂後最初のBCHNブロックは有名なマイニングプール「AntPool(アントプール)」によって採掘されています。

ハッシュレートでみると、BitcoinCash Node(BCHN)のハッシュレートが「1.00EH/s」以上を維持しているのに対して、BitcoinCash ABC(BCH ABC)のハッシュレートは0.1EH/sほどとなっているため、多くのマイナーがBCHNを支持していることがわかります。

日本国内でも複数の暗号資産取引所が「BCH ABC」を「BCH」として取り扱っていましたが、一部の暗号資産取引所は既に「BCHN」を「BCH」として採用する方針を示しており、BITPoint Japan(ビットポイントジャパン)」は『現時点においてハッシュパワーの大部分を占めている「BitcoinCash Node」をBCHとして継承する予定』だと発表しています。