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焼却処分されたバンクシー作品のNFT「約4,150万円」で落札

英国の匿名アーティスト「Banksy(バンクシー)」の作品を実際に焼却処分して発行された『Morons』というタイトルのNFT(Non-Fungible Token)が、日本円で約4,144万円に相当する228.69ETHで落札されたことが明らかになりました。

バンクシー作品MoronsのNFT「228.69ETH」で落札

英国の匿名アーティスト「Banksy(バンクシー)」の作品を実際に焼却処分して発行された『Morons』というタイトルのNFT(Non-Fungible Token)が、日本円で約4,144万円に相当する228.69ETHで落札されたことが明らかになりました。なお、焼却された作品はバンクシー作品の認証機関サイト「Pest Control(ペストコントロール)」にも本物として鑑定されています。

このNFT(Non-Fungible Token)は「Burnt Banksy(@BurntBanksy)」というTwitterユーザーによってオークションにかけられていた作品であり、『こんなクソ作品を買うお前らのようなバカがわからない』と書かれた本物のバンクシー作品をライブ配信で焼却処分した上で発行されたNFTとして注目を集めていました。


焼却された元の作品は『2019年に32,500ポンド(約487万円)で販売された』と伝えられていますが、今回作成されたNFTはその10倍近い価格となる228.69ETH(約4,144万円)で落札されています。

「Morons」はNFTマーケットプレイスである「OpenSea」で「GALAXY」という人物によって落札されており、この作品の販売で得られた収益金はすべて慈善団体に寄付されたと報告されています。

NFT(Non-Fungible Token)はここ最近で急速に注目を集めており、今月6日にはTwitter(ツイッター)のCEOであるJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が2006年にTwitterで投稿した史上初のツイートをNFTとして発行したほか、今月4日には米国のロックバンド「Kings of Leon」がNFT形式でアルバムをリリースすることなども報告されています。

>>「Morons」の入札履歴などはこちら