アメリカ・フロリダ州マイアミ市にある有名なナイトクラブ「E11EVEN」は2021年4月13日に、テーブル・ドリンク・商品などの支払い手段として「BTC・BCH・XRP・DOGE」などといった複数の仮想通貨決済を受け入れることを発表しました。
E11EVEN「仮想通貨4銘柄の支払い」に対応
アメリカ・フロリダ州マイアミ市にあるナイトクラブ「E11EVEN」は2021年4月13日に、テーブル・ドリンク・商品などの支払い手段として仮想通貨決済に対応することを発表しました。
「E11EVEN」は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために一時的に営業を停止していたものの、2021年4月23日には営業を再開することが予定されており、営業再開のタイミングで仮想通貨決済が導入されると報告されています。
支払いに利用可能な仮想通貨としては以下の4銘柄が挙げられていますが、支払いを処理する仮想通貨決済プロバイダーについては『大手仮想通貨決済処理会社と提携する』としか説明されておらず、具体的な企業名については明らかにされていません。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
ビットコイン決済は「ナイトクラブの新常識」
「E11EVEN」の運営パートナーであるGino LoPinto氏は『“支払い手段として仮想通貨を使用したい”という顧客の需要が高まっている』と述べており、『ナイトクラブでのビットコイン決済対応は、クラブ業界の新常識になるだろう』と語っています。
最先端を歩むお客様に対応したサービスをアメニティを提供することは私たちにとって非常に重要なことであり、現在は『支払い手段として仮想通貨を使用したい』というクライアントの需要が高まっています。
私たちは『ナイトクラブでのビットコイン決済採用は、まもなくクラブ業界の標準になる』と信じています。そして私たちはその道を切り開く先駆者になれることに興奮しています。
また「E11EVEN」のCEOであるDennis DeGori氏は『Francis Suarez市長が最近発表した”マイアミ市が仮想通貨・ブロックチェーンの先進都市になるための政策”や、仮想通貨市場の驚異的な成長などを踏まえた結果、夜の外出先での支払い手段として仮想通貨決済を導入することは理にかなっていると感じた』とコメントしています。
マイアミのFrancis Suarez(フランシス・スアレス)市長は今年2月に「市職員に対するBTC給与払い・BTCによる納税・市の投資資金を用いたBTC投資」などを検討していることを明かしており、2月14日にはこの提案が可決されたことが報告されています。
今回新たにマイアミ市の有名なナイトクラブ「E11EVEN」で仮想通貨決済が採用されたことによって、今後はマイアミ市で仮想通貨の利用がさらに活発化していくことになると期待されます。