アメリカ最古のワインショップである「Acker(アッカー)」は2021年4月13日に、仮想通貨決済サービスを提供している「BitPay(ビットペイ)」を通じて、ビットコイン・イーサリアム・ドージコインなどといった複数の暗号資産による支払いを受け入れることを発表しました。
BitPayのサービスを通じて「仮想通貨7銘柄」に対応
アメリカで最も長い歴史を持つワインショップ「Acker(アッカー)」は2021年4月13日に、仮想通貨決済サービスを提供している「BitPay(ビットペイ)」のサービスを介して仮想通貨決済を受け入れ始めることを発表しました。
1820年に設立されたアメリカ最古のワインショップである「Acker」は、希少価値の高い購入なワインを扱う世界最大級のワインオークションハウスであり、希少かつ高級なワインを販売するオンラインオークションを毎週開催しています。
Ackerで利用可能な暗号資産は以下の7銘柄とされており、BTC・ETHなどの主要な仮想通貨に加えて、PAX・BUSDなどのステーブルコインも利用することができるとされています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ドージコイン(Dogecoin/DOGE)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・ジェミナイドル(Gemini dollar/GUSD)
・パクソス(Paxos/PAX)
・Binance USD(Binance USD/BUSD)
仮想通貨決済は「BitPay」のサービスを介して行われるため、支払いに使用された仮想通貨は法定通貨に変換して「Acker」に支払われる仕組みとなっており、Acker側は仮想通貨の価格変動を気にすることなく支払いを受けることができるようになっています。
「仮想通貨はもはや一時的な流行ではない」Acker会長
Ackerの会長であるJohn Kapon氏は公式発表の中で『仮想通貨はもはや一時的な流行などではない』と語っており、『仮想通貨の一般普及が進む中で仮想通貨決済にいち早く対応できることを誇りに思う』とコメントしています。
仮想通貨はもはや「一時的な流行」などではありません。アメリカで最も長い歴史を持ち、3世紀に渡って進化を続けている「Acker」が、これらの仮想通貨を新しい支払い手段として受け入れることを誇りに思っています。
仮想通貨は一般社会に広く定着し始めています。私たちはこの絶え間なく変化を続ける世界の中で、これらの新しい支払いオプションを提供できることを嬉しく思っています。既に強固なワイン愛好家のネットワークをさらに拡大し、デジタル分野でよりエキサイティングな発表を行えることを楽しみにしています。
大手仮想通貨決済プロバイダーである「BitPay(ビットペイ)」は提携企業の拡大を続けており、先月9日には米国の高級ホテルチェーンである「Kessler Collection(ケスラー・コレクション)」もBitPayのサービスを介して仮想通貨決済を受け入れ始めたことを発表しています。