スペインのサンタンデール銀行(Santander)は、リップル(Ripple)のブロックチェーン技術を活用した国際送金アプリ「One Pay FX」を本日13日にリリースしました。ブロックチェーン技術を使用した国際送金アプリを提供する世界初の銀行として現地でも多くのメディアに取り上げられています。
従来の一般的な国際送金と「One Pay FX」での国際送金には、大きな違いがあります。
従来の国際送金では、着金するまでに2日から一週間程度かかっていましたが、
「One Pay FX」は当日中に着金することができます。
また、国際送金における様々なコストを削減することができるだけでなく、
送金する時点で実際に着金する金額がいくらになるかを知ることができます。
「One Pay FX」は、スペイン/イギリス/ブラジル/ポーランドに居住するサンタンデール銀行の顧客のみが利用できるサービスとなっていますが、将来的には他の銀行も同アプリにシステムを統合することも予定されています。
サンタンデール銀行は、今後数か月以内に国際送金が可能な国の拡充を行うだけでなく、中小企業でも利用できるようにしていくことを発表しています。
サンタンデール銀行のAna Botín会長は次のように述べています。
ブロックチェーン技術を使えば、サンタンデール銀行のいくつものサービスを改善することができるでしょう。将来同行は、ブロックチェーン技術を使い高性能なサービスを次々に発表していきます。「One Pay FX」のサービス開始は、それら一連の発表の序章に過ぎません。
リップル(Ripple/XRP)の価格は?
リップル(Ripple/XRP)の価格は、2018年4月13日12時30分の時点で1XRP=67円となっています。
リップルのネットワークは、ここ最近で急速に拡大してきています。
世界中のメディアで多く目にするだけでなく、日本のテレビでも取り上げられています。
先日から仮想通貨の価格が全体的に上昇していることもあり、今後もさらに上昇する可能性があるとも考えられます。