仮想通貨関連の様々なサービスを提供している「Crypto.com(クリプトドットコム)」は2021年7月7日に、アメリカの総合格闘技団体である「UFC(Ultimate Fighting Championship)」とパートナシップを締結したことを発表しました。今回の提携によって、今後はUFCの試合会場などには「Crypto.com」のロゴマークが掲載されることになると報告されています。
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UFC会場内などに「Crypto.com」のロゴを掲載
Crypto.com(クリプトドットコム)は2021年7月7日に、アメリカの総合格闘技団体である「UFC(Ultimate Fighting Championship)」とパートナシップを締結したことを発表しました。同社はUFC初の公式仮想通貨プラットフォームパートナーにも指名されたと報告されています。
今回のパートナー契約は両組織のブランディング促進を目的としたものであり、UFCの選手やセコンドが着用するウェア・会場のロッカールーム・オクタゴン(金網で囲まれた八角形の試合場)・ソーシャルメディアチャネルなどといった様々な場面に「Crypto.com」のロゴマークが掲載されることになると報告されています。
UFCは世界中に6億2,500万人以上のファンを有しており、SNSのフォロワー数は1億5,000万人以上にのぼるため、今回の提携によって「Crypto.com」の認知度が世界的に高まると期待されています。
「公式仮想通貨プラットフォームパートナー」はUFC初
「Crypto.com」のパートナーポジションとされている「公式仮想通貨プラットフォームパートナー」は”UFCで新たに創設されたスポンサーシップカテゴリ”だと説明されているため、今後は仮想通貨関連のパートナーシップが拡大していく可能性があるとも期待されています。
「UFC」の代表であるDana White氏と、「Crypto.com」の共同創設者兼CEOであるKris Marszalek氏は今回のパートナーシップについて次のようにコメントしています。
【UFC:Dana White氏】
今回の提携は「UFC」と「Crypto.com」の2社が取り組んできたことの中で最高のパートナーシップです。格闘技の人気を高める上でUFCほど尽力した企業はありません。私たちは現在、地球上で最も大きなスポーツブランドの1つです。私たちのブランド力は「Crypto.com」の存在を世界中のより多くの人々に伝えるための助けとなるでしょう。
【Crypto.com:Kris Marszalek氏】
今回の提携は「最も急速に成長している仮想通貨プラットフォーム」と「最も急速に成長しているスポーツ団体」が力を合わせて仮想通貨への移行を促進するという歴史的な瞬間です。これはUFCと構築する長い関係の序章に過ぎません。私たちはこれからUFCと協力していけることを楽しみにしています。
Crypto.com(クリプトドットコム)は暗号資産取引所・アプリ・ウォレット・デビットカードなどといった仮想通貨関連の様々なサービスを提供している大手企業であり、同社が提供しているアプリのユーザー数は1,000万人以上、AppStoreとGooglePlayの両方で”トップ10の金融アプリ”となっています。
同社はスポーツ分野での提携関係を拡大しており、これまでにはイタリアのプロ・サッカーリーグ「セリエA」、NHLチーム「Montreal Canadiens」、F1チーム「Aston Martin Cognizant」などとの提携も発表されています。
なお、UFCも仮想通貨関連の取り組みを積極的に進めており、昨年2月には「Dapper Labsと提携してデジタルグッズを発売すること」が発表されている他、今年5月には「Chilizとの提携を通じて$UFCファントークンを発行すること」なども発表されています。