暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2021年8月6日に、香港居住者向けに提供されていたデリバティブ商品取引サービスを停止することを発表しました。これにより、香港に居住するBINANCE利用者は先物取引・オプション取引・証拠金取引・レバレッジトークンなどといったデリバティブ商品を取引することができなくなります。
こちらから読む:パレットのメインネット稼働日などが判明「暗号資産」関連ニュース
香港居住者に「90日以内のポジション清算」求める
BINANCE(バイナンス)は2021年8月6日に、香港居住者向けに提供されていたデリバティブ商品取引サービスを停止することを発表しました。これにより、香港に居住するBINANCEユーザーは全ての先物取引・オプション取引・証拠金取引・レバレッジトークンなどのサービスを利用することができなくなります。
公式発表によると、香港居住者は既にデリバティブ取引用口座を新規開設することができなくなっているとのことで、すでにデリバティブ取引サービスを利用している既存ユーザーは90日以内に未決済ポジションを清算する必要がある(新規ポジションの取得は不可)とされています。
バイナンスは先月末にドイツ・イタリア・オランダの3カ国でもデリバティブ取引サービスの提供を終了することを発表しており、その他の地域でも「本人確認未完了ユーザーの出金限度額引き下げ・先物取引の最大レバレッジ引き下げ・株式トークン取引サービスの終了」などの措置がとられています。