インターコンチネンタル取引所(ICE)が2018年に立ち上げた米国の暗号資産・デジタル資産関連企業「Bakkt(バックト)」の社長兼最高執行責任者であるAdam White(アダム・ホワイト)氏は2021年12月24日に、自身が来週でBakktを離れることを明らかにしました。
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「Bakktで働くのも来週で最後」と報告
Bakkt(バックト)の社長兼最高執行責任者であるAdam White(アダム・ホワイト)氏は2021年12月24日のツイートで、自身が来週でBakktを離れることを明らかにしました。
Adam White(アダム・ホワイト)氏は米国の大手暗号資産取引所「Coinbase(コインベース)」で副社長とゼネラルマネジャーを務めた経歴を持つ人物であり、Bakktでは3年以上勤務していましたが、今回のツイートでは『3年以上お世話になったBakktで働くのも来週で最後だ』と語られており、『暗号資産分野ではまだやるべきことがたくさんあるが、将来についてこれほど楽観的になれたことはなかった』とコメントされています。
3年以上お世話になった「bakkt」で勤務するのも来週で最後です。
私は暗号資産と市場の交差点で働くのが大好きで、業界がイノベーションと規制の間でバランスを取るのをみたいと思っています。この分野ではまだやるべきことがたくさんありますが、将来についてこれほど楽観的になれたことはありませんでした。
なお、今回の報告ではアダム・ホワイト氏が辞職後にどのような活動を行なっていくかなどについては明らかにされていないものの、別の報告では『アダム・ホワイト氏の退任後は、現在BakktでCEOを務めているGavin Michael(ギャビン・マイケル)氏が社長の肩書きを持つことになる』とも報じられています。
Bakktは「ビットコイン先物取引・仮想通貨決済アプリ・仮想通貨カストディサービス」などといった様々なサービスを提供しており、今年10月には「Mastercard(マスターカード)」と提携して仮想通貨報酬還元などを可能にする新サービスを提供することなども発表されています。