暗号資産が貯まるトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ(SynchroLife)」を運営している株式会社GINKANは2022年9月20日に、飲食店のキャッシュレス決済とCRM(顧客関係管理)・ロイヤルティプログラムを統合する「シンクロPAY」をリリースしたことを発表しました。
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飲食店の決済データをマーケティングに活用
暗号資産が貯まるトークンエコノミー型グルメSNS「シンクロライフ(SynchroLife)」を運営している株式会社GINKANは2022年9月20日に、飲食店のキャッシュレス決済とCRM(顧客関係管理)・ロイヤルティプログラムを統合する「シンクロPAY」をリリースしたことを発表しました。
シンクロライフ(SynchroLife)は、飲食店のレビュー投稿などで報酬を受け取ることができる「Eat to Earn」の仕組みを採用したトークンエコノミー型グルメSNSであり、ユーザーは自分が食べた飲食店の画像・位置情報・評価・レビューなどを投稿することが可能、他のユーザーをフォローして投稿に「いいね」をつけたり、「行きたいリスト」に追加して投稿されている情報を今後のグルメ旅に役立てたりすることができるようになっています。
今回発表された「シンクロPAY」は、飲食店のキャッシュレス決済・CRM・ロイヤルティプログラムを統合した新しいペイメントサービスであり、シンクロライフアプリにクレジットカードを登録することで利用可能、ユーザーは事前チャージする必要なく、アプリひとつで飲食店での決済を行うことができるようになると説明されています。
また、通常のクレジットカード利用で還元されるポイントが貯まるだけでなく、飲食代金に応じてビットコインやシンクロポイントの還元も同時に受けることが可能、そして決済と同時に飲食店が独自で提供する会員プログラムなどへ来店情報や利用金額などが反映され、さまざまな優待も受けられるとされています。
飲食店は、会計時のオペレーション負担が簡略化するだけでなく、キャッシュレス決済データを会員プログラムや再来店促進CRMなどの、シンクロライフが提供するマーケティングサービスに活用することができるようになるとのことで、これによってキャッシュレス決済が顧客のロイヤル化・売上増に貢献し、決済手数料に対しての新しいベネフィットが生まれると説明されています。
【加盟店メリット】
- 従来のシンクロライフのロイヤルティプログラム・CRMの運用が、クレジットカード決済のみで完了
- 決済データがロイヤルティプログラム・CRMへ自動で取り込まれ、来店カウントや再来店の促進に活用可能
- 決済サービスとマーケティングサービスの2重オペレーションの負荷が減りオペレーションコストが改善
- シンクロライフアプリ一つで決済(ポイントの決済利用含む)、ロイヤリティプログラム・デジタル優待付与などが完結し、ユーザーへ最適なUIUXを提供
【ユーザーのメリット】
- クレジットカードを連携するだけで、クレジットカードのポイントも、シンクロライフでの暗号資産やポイントも受け取れる
- シンクロライフアプリで飲食代の支払いとお店のロイヤルティプログラムなどがワンオペレーションで完了
なお「シンクロPAY」の加盟店申込は9月20日から開始されており、ユーザー利用は2022年11月に開始される予定だと報告されています。また今後は、シンクロPAYの利用店舗を全国に増やしてユーザーと飲食店の利便性向上を目指す他、BNPL(後払い決済)サービス等の導入も検討しているとのことです。
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