仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

米テキサスA&M大学「ビットコイン(BTC)に関する授業」春学期から開始


アメリカ・テキサス州にある「テキサスA&M大学」が、2023年1月17日から始まる春学期に、工学部とメイズビジネススクールの学生にビットコイン(BTC)のライブラリをゼロから構築する方法を教える『Bitcoin Protocol』の授業を開始することが明らかになりました。

こちらから読む:ウクライナの銀行、Stellarの調査結果報告「暗号資産」関連ニュース

ゼロからビットコインのライブラリを構築

アメリカ・テキサス州にある「テキサスA&M大学」の教授であるKorok Ray氏は2023年1月13日に、2023年1月17日から始まる春学期にビットコイン(BTC)のライブラリをゼロから構築する方法を教える『Bitcoin Protocol』の授業を開始することを発表しました。

この授業は工学部とメイズビジネススクールの学生向けに提供されるとのことで、ビットコイン開発者であるJimmy Song氏の「Programming Bitcoin」に従って、ゼロからビットコインのライブラリを構築していくと説明されています。


この春、テキサスA&M大学で初めてビットコインの授業を担当することになりました!

なお、Korok Ray氏は一連のツイートの中で『このクラスが承認されるまでには何ヶ月もかかったが、私たちはそれをやり遂げた』とも語っており、『ビットコインをカリキュラムに取り入れることは長期的に重要なことだ』とも語っています。

仮想通貨業界では数年前から「暗号資産やブロックチェーン技術に関する教育」の重要性が強調されており、暗号資産やブロックチェーン技術が今後本格的に採用されていくためには、大学などで学生にこれらの技術について適切に伝えていく必要があると強調されていました。

現在は既に世界中の複数の大学などで暗号資産・ブロックチェーンに関する教育活動が進められており、2021年にはチューリッヒ大学が夏休み期間中のブロックチェーン学習プログラムにカルダノ(Cardano/ADA)のカリキュラムを追加するなどビットコイン以外の授業も進められているため、このような授業が世界中で広がれば、仮想通貨業界全体の長期的な成長につながると期待されています。

なお、今月4日にはタイの証券取引委員会(SEC)が暗号資産・ブロックチェーンに関する基礎知識を学ぶことができる無料のオンライン学習コースである「SEC Crypto Academy」を開始したことも発表しています。

>>「テキサスA&M大学」の公式サイトはこちら