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Binance NFT:話題のビットコインNFT「Bitcoin Ordinals」対応へ

「ビットコイン・オーディナル」サポートへ

BINANCE(バイナンス)は2023年5月9日に、同社が展開するNFTマーケットプレイス「Binance NFT」で、ビットコインのブロックチェーン上で発行されるNFTである「Bitcoin Ordinals」をサポートする計画を発表しました。

Bitcoin Ordinalsとは?

Bitcoin Ordinals(ビットコイン・オーディナル)とは、ビットコインのブロックチェーン上で個々のSatoshi(ビットコインの最小単位)にデータを添付してNFTを作成する技術であり、一般的には”ビットコインNFT”としても知られています。

ビットコイン・オーディナルのNFT発行は2023年1月に開始されており、テキスト・画像・動画・その他コンテンツなどのデータを添付することが可能、現在は既に「Yuga Labs」や「Magic Eden」などのNFT事業者もOrdinalsに参入しています。

この技術では「インスクリプション」と呼ばれるプロセスを通じてデータの書き込みが実施されており、現在はテキスト形式のNFTが続々と登場、Ordinalプロトコルを利用したビットコイン上の「BRC-20トークン」取引が活発化したことによって、ビットコインのネットワークが混雑したことなども報告されています。

ビットコインNFTの売買をより簡単に

BINANCEのNFTマーケットプレイスは現在「BNB Chain・EthereumPolygon」という3つの異なるネットワークをサポートしていますが、今回の発表では新たに「Bitcoin Ordinals」をサポートする予定であることが報告されています。

今回のサポートは、Binance NFTの対応チェーン拡大に向けた取り組みの一環であり、これによってバイナンスのユーザーはビットコインウォレットを用意することなく、より簡単に「Bitcoin Ordinals」のビットコインNFTを売買できるようになると報告されています。

具体的にどのようなNFTコレクションがサポートされるかについては明らかにされていないものの、2023年5月9日〜15日の間には「ユーザーアンケートを実施するイベント」も開催、イベントに参加したユーザーにはエアドロップやホワイトリストなどの限定特典も付与されると報告されています。

BRC-20トークンは既に注目を集めていましたが、新たにバイナンスでサポートされることによって、今後は「Bitcoin Ordinals」や「BRC-20トークン」がさらに注目され、取引が活発化する可能性があると予想されています。

BINANCE公式発表