仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

ビットコイン推進派のナジブ・ブケレ氏「エルサルバドル大統領選挙」で勝利宣言

「得票率85%以上を獲得して勝利した」と報告

ビットコイン(BTC)を強く支持していることでも知られるエルサルバドルのナジブ・ブケレ氏は2024年2月5日に「得票率85%以上を獲得して大統領選挙に勝利した」と宣言しました。

ナジブ・ブケレ氏は2019年にエルサルバドルの大統領に就任した人物であり、仮想通貨ビットコイン(BTC)を自国の法定通貨の1つとして認める「ビットコイン法」を世界で初めて導入したことでも知られています。

同氏は2024年大統領選挙に出馬するため2023年12月1日より休暇期間に入っていましたが、今回は「エルサルバドルの大統領選でナジブ・ブケレ氏の再選が濃厚になったこと」が報告されています。

私たちの統計によると、私たちは得票率85%以上、議会議員60名中最低58名を獲得して、大統領選挙に勝利しました。

これは世界の民主主義の歴史全体に残る記録です。

午後9時に国立宮殿前でお会いしましょう。

エルサルバドルに神のご加護を。

BTC関連の政策は継続される見込み

ブケレ氏は以下のようなビットコインを推進する様々な取り組みを行なってきましたが、今後もこのようなビットコイン関連政策は継続される見込みだと伝えられています。

【エルサルバドルのBTC推進活動例】
ビットコインを法定通貨として採用
BTCウォレットアプリの無償提供
地熱エネルギー用いたBTCマイニング
Chivo Wallet利用者のガソリン代割引
BTC投資利益で学校建設
仮想通貨推進都市ビットコインシティ
外国人投資家に市民権付与
定期的なビットコイン購入
ビットコイン関連の教育プログラム

ブケレ氏はビットコインの将来に対しても強気な姿勢を示し続けており、2022年にビットコイン価格が急落した際にも「忍耐力が鍵」と発言して、長期的に保有し続ける方針を示しています。

エルサルバドルのBTC政策に対しては批判的な意見も出ており、国際通貨基金(IMF)はビットコイン法の見直しを求めていましたが、ナジブ・ブケレ氏は2期目でもBTCを法定通貨として採用し続ける方針だと伝えられているため、今後の新たな取り組みなどには注目が集まっています。

>>ビットコイン関連の最新記事はこちら