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イスラエル情勢悪化でビットコイン価格急落|予想的中アナリストが語る反発ライン

調整フェーズからの悪材料で仮想通貨全面下落

ビットコイン(BTC)をはじめとする主要な仮想通貨(暗号資産)の価格は2024年10月2日に全面的に下落しました。

今回の価格下落の背景は「過去数週間にわたる価格上昇で各種仮想通貨が買われすぎの状態にあったこと」や「イスラエルに対するイランの弾道ミサイル攻撃」などがあると見られています。

イスラエル情勢については、昨夜時点で「イランイスラエルに対して弾道ミサイルによる攻撃を始める準備をしている」という報道がなされており、本日2日には「イランがイスラエルに180発以上の弾道ミサイルを発射し、イスラエル軍報道官は反撃を示唆した」との報道もなされています。

仮想通貨の価格下落は、このようなイスラエル情勢の悪化を受けて米国債やドルに資産を移す動きが見られたためであると考えられており、調整フェーズで下落傾向にあった仮想通貨にさらなる下落要因が加わり、大幅下落が起きたと分析されています。

ビットコイン価格は先月27日時点で66,000ドル(約950万円)付近まで回復していたものの、その後の調整で63,000ドル(約906万円)まで下落、100日移動平均線を突破することができずに今回のニュースで60,000ドル(約863万円)まで下落した形となっています。

2024年9月4日〜2024年10月2日 BTC/USDの3時間足チャート(画像:TradingView)

BTCは57,000ドルまで下落した後に上昇する?

ビットコインの現状を総合的に判断すると、今後はさらに下落が続く可能性もあると予想されますが、このような展開はビットコイン価格が大幅上昇していた段階でも予想されていて、「短期的な下落後には再び価格上昇が始まる」と予想する意見も出ています。

BTC価格下落を予想していたのは、Xで73,000人以上のフォロワーを有する著名アナリストのアリ・マルティネス氏(@ali_charts)で、2024年9月23時点の投稿で「ビットコインは57,000ドル(約820万円)まで下落した後に、78,000ドル(約1,122万円)に向かう」との予想が語られています。

みんなの期待を裏切る最高の展開は、ビットコインがまず60,000ドルまで下落し、66,000ドルまで回復してから、57,000ドルに戻り、最終的に78,000ドルに向かって突き抜けることだと思います!

同氏はこの時の投稿を定期的にリポストしていて、本日2日にも上記投稿をリポストしています。

この投稿はビットコインが調整フェーズに入る前の時点で投稿されたものであるものの、記事執筆時点では同氏の予想通りにビットコイン価格が推移しているため、一連の予想内容には注目が集まっています。

イスラエル情勢に懸念が高まっていることや、米大統領選挙が迫っていることなどを考えると、今後も引き続き警戒は必要であると考えられますが、仮想通貨業界では今後のさらなる価格上昇を予想する意見も多く、一部のアナリストなどからは「今後3ヶ月間は仮想通貨市場で価格上昇が続く」という意見も語られています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=143.89円)

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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