USDCを用いて5種類の仮想通貨を売買可能
World(旧:Worldcoin)の「World App」で提供されているミニアプリ「UNO」は2024年11月8日に、UNOのミニアプリ内に仮想通貨の取引機能を実装したことを発表しました。
World Appは、ワールドコイン(WLD)の保管・管理・運用などを行うことができる多機能ウォレットアプリであり、World IDを取得してWLDを請求したり、ゲーム・ソーシャル・ショッピングなどといった様々なミニアプリを追加・利用することもできるようになっています。
UNOは、World Appのミニアプリとして提供されている複数銘柄に対応したウォレットアプリで、World ID保有者が請求できる「ORB」や「ORO」などのトークンも管理できるように設計されています。
今回追加された仮想通貨取引機能は、UNOのミニアプリ内にある「購入」や「売却」のボタンから利用することが可能で、米ドル連動ステーブルコインである「USDC」を用いて以下5種類の仮想通貨を売買することができるようになっています。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ワールドコイン(WLD)
- ORB
- ORO
🌐🚨 UNOで取引が可能になりました!
ビットコイン、イーサリアムなどのトークンを売買できます。すべてUNOのミニアプリ内で行えます。
World Appでお試しください!
World Chain基盤の「ORB・ORO」も売買可能
World Appでは、今年10月にWorld Chainを基盤とした最初のトークンである「ORB」と「ORO」の請求が可能になったことが話題となりましたが、UNOに仮想通貨の取引機能が追加されたことによって、ユーザーはより手軽にORBとOROを売買することができるようになりました。
なお、ORBはすべてのWorld ID保有者に1,000 ORBのみが無料配布される全人類に平等なトークンであり、OROはWorld ID保有者が1日に1回請求できるトークンとなっています。
UNOの仮想通貨取引機能を利用すれば、誰でも簡単にORBやOROをUSDCと交換できるため、今後はORBやOROの取引が徐々に活発化していくと期待されます(※日本国内でも売買できることを筆者が確認済み)。
無料で獲得できるORB・OROが登場
UNOを用いた仮想通貨の売買方法・手順
UNOを用いた仮想通貨の売買方法・手順は以下の通りです。
- World Appで「UNO」のミニアプリを開く
- UNOの画面で売買したいトークンを選択
- 「購入/売却」のどちらかを選ぶ
- 売買数量を入力して「購入/売却」をタップ
- 取引内容に問題がなければ「確認」をタップ
- 数秒後には取引が完了して残高に反映される
※記事執筆時点の売買手数料は1%となっています。
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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:UNO公式発表から引用