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BTC・XRP投資戦略+仮想通貨決済対応を発表、ナスダック上場企業Worksport

ナスダック上場企業のWorksport(ワークスポート)は2024年12月5日に、ビットコイン(BTC)エックスアールピー(XRP)を財務資産に追加して、仮想通貨決済にも対応する方針を発表しました。

Worksport(NASDAQ:WKSP)は、トラック用アクセサリーの設計・製造を行っているナスダック上場企業であり、モバイルソーラー発電システムを統合した荷台用カバーなどのトラック向けエネルギーソリューションを製造しています。

今回の発表は、仮想通貨投資戦略と仮想通貨決済の採用を報告するもので、財務戦略を多様化しつつ取引効率を高める方針が語られています。

Worksportの取締役会は「事業運営における余剰資金の最大10%を上限として、最大500万ドル(約7億5,000万円)をBTCとXRPに投資すること」を承認したとのことで、仮想通貨投資戦略の主なポイントとしては以下の4点が挙げられています。

Worksportの最高経営責任者(CEO)であるスティーブン・ロッシ氏は仮想通貨投資戦略と仮想通貨決済の採用について次のようにコメントしています。

今回のBTC・XRP採用は、市場トレンドを先取りしながら、運営効率と株主価値の向上を最優先する当社の姿勢を反映しています。製品ラインアップの拡大とグローバル展開が進む中で、暗号資産は戦略的に強力な補完要素となる可能性があります。

BTCとXRPが主要な資産クラスとして投資家の関心を集め続けている中で、これらは強力な財務準備資産として機能する可能性があります。そのインフレ耐性により、ますます信頼できる価値の保存手段として認識されています。

財務の一部を戦略的にこれらのデジタル資産に割り当て、仮想通貨を受け入れることで、当社は財務戦略を強化し、グローバル金融の未来に適応しています。当社の主力事業が急成長を遂げ、新製品の発売も控える中で、財務の多様化は当社の強力な成長予測を補完します。この取り組みは、当社のバランスシートを強化し、株主に長期的な価値を提供すると確信しています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=149.90円)

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Souce:Worksport公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用