仮想通貨リップル(Ripple/XRP)を基軸通貨とした分散型取引所DCEXが、7月31日からユーザー登録の受付を開始しました。アメリカ・サンフランシスコを拠点とするブロックチェーン企業「AlphaPoint」が提供するこのプラットフォームでの取引は数週間後には実際に利用できるようになります。
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アメリカ・サンフランシスコに本拠地を置くブロックチェーン企業である「AlphaPoint」は7月31日、リップル(XRP)を基軸通貨とした分散型取引所「DCEX」の新規登録受付を開始したことを発表しました。
DCEXはリップルを基軸通貨とする計15種類の仮想通貨取引ペアを提供します。
取引可能な通貨は、
・ビットコイン(BTC)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ライトコイン(LTC)
・イーサリアム(ETH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・イオス(EOS)
・ダッシュ(DASH)
・モネロ(XMR)
・アイオータ(IOTA)
・ジーキャッシュ(ZEC)
・ビットコインゴールド(BTG)
・オミセゴー(OMG)
・トロン(TRX)
・ヴィチェーン(VEN)
・テザー(TUSD)
となっており、それぞれの通貨をリップル(XRP)を使って取引することができます。
また今後数カ月の間には、ネオ(NEO)とカルダノエイダコイン(ADA)も追加される予定となっています。
DCEXは、ブルームバーグが提供している仮想通貨の時価総額、流動性の多い銘柄のパフォーマンスに連動するように設計された「ブルームバーグ・ギャラクシー・クリプト・インデックス(BGCI)」にリストされている10通貨へのアクセスも提供すると説明しており、実際の取引は今後数週間のうちに開始されるとしています。
プレスリリースによると、DCEXはXRPを基本通貨として使用することによって、より素早い取引が可能になると説明されており、より有効的で安全性の高い取引が可能になると言われています。
またDCEXは、米国証券取引委員会(SEC)やその他の規制当局の規制にも完全に準拠した形での取引所をなるための、最初のステップを踏み出しているとも説明しています。
今年の4月には、インドの仮想通貨取引所KOINEXもリップルを基軸通貨として取引サービスを開始したことを発表しており、リップルの需要も急速に高まっています。DCEXでの取引が開始されれば、今後もさらにリップルの流動性が高まることになるでしょう。
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