仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

Kraken:リップル(XRP)とビットコインキャッシュの「証拠金取引」を開始


仮想通貨取引所Kraken(クラーケン)は、リップル(Ripple/XRP)とビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)の証拠金取引を開始することを発表しました。これにより同取引所が提供する証拠金取引は合計8資産となりました。

こちらから読む:Huobiが日本市場に進出「仮想通貨取引所」関連ニュース

仮想通貨「8種類」の証拠金取引が可能に

Kraken(クラーケン)はこれまで、
ビットコイン(Bitcoin/XBT)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)
オーガー(Augur/REP)
モネロ(Monero/XMR)
テザー(Tether/USDT)
を証拠金取引サービスの対象として取り扱っていましたが、2018年12月28日には新たに2つの通貨を追加することが発表されました。これにより、Krakenが取り扱う証拠金取引の対応通貨は合計8通貨となりました。

新たに開始することが発表された証拠金取引の通貨ペアとレバレッジは次の通りです。

ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
BCH/XBT – 2倍
BCH/USD – 2倍、3倍
BCH/EUR – 2倍、3倍

リップル(Ripple/XRP)
XRP/XBT – 2倍、3倍
XRP/USD – 2倍、3倍、4倍、5倍
XRP/EUR – 2倍、3倍、4倍、5倍

借入限度額はランクごとに決定

借入限度額はアカウントの階層(Tier)に応じて決定されるようになっており、階層ごとの限度額は次のようになっています。

・ビットコインキャッシュ(BCH)
Tier 1:1 BCH
Tier 2:5 BCH
Tier 3:50 BCH
Tier 4:500 BCH

・リップル(XRP)
Tier 1:5,000 XRP

Tier 2:25,000 XRP
Tier 3:250,000 XRP
Tier 4:2,500,000 XRP

但し、日本居住者の利用は「不可」

なおXRPとBCHは「担保通貨」ではないと説明されています。これはつまりXRP、BCHの残高に対して証拠金ポジションを持つことができないことを意味しています。このため、証拠金ポジションを持つためには他の担保となる通貨を保有している必要があります。

証拠金取引は大きな利益をもたらす一方、大きな損失をもたらす可能性もあるため、リスクを十分に理解するよう注意が必要です。なおKrakenは日本居住者向けの「仮想通貨交換業サービス」の廃止を発表しているため、日本居住者からの新規アカウント登録は受け付けていません。日本でKrakenのサービスを利用することはできないものの、KrakenでXRP、BCHの証拠金取引が開始されたことによって、日本国外でのXRP、BCHの流動性はさらに高まることになるでしょう。

公式発表は以下のリンクからどうぞ
>Krakenの公式発表ページはこちら

bitbankの登録方法はこちらで詳しく解説しています