暗号資産・ブロックチェーンの格付けを行っている「Weiss Crypto Ratings(ワイス・クリプト・レーティングス)」は、最新の格付けランキンングの中でカルダノ(Cardano/ADA)を「技術面で最も優れた仮想通貨」だと評価しています。
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カルダノ:技術面ランキングで「1位」獲得
Weiss Ratings(ワイス・レーティングス)は米国の有名な独立系格付け機関であり、同社は株式・ETF・投資信託・保険・仮想通貨などといった幅広い金融商品の格付けを行い、それらの結果を公式サイトなどで公開しています。
Weiss Crypto Ratingsは仮想通貨・ブロックチェーン関連のデータを公開しており、公式サイトでは「評価・技術採用・技術面・市場の勢い・投資リスク」などの項目別でもランキングが掲載されていますが、2020年8月10日時点では技術面のランキング1位にカルダノ(Cardano/ADA)がランクインしています。
技術面のランキングでは、仮想通貨業界で注目されている「テゾス(Tezos/XTZ)」や「コスモス(Cosmos/ATOM)」が2位・3位にランクインしていますが、カルダノ(Cardano/ADA)はこれらの2つを超えて1位を獲得しています。
ステークプール稼働数は「900」を突破
Weiss Ratingsはカルダノの技術面や開発活動、開発チームの実直な姿勢などを以前から非常に高く評価しており、過去には『カルダノは仮想通貨市場で最も過小評価されている資産』『ADAは仮想通貨業界で最高かつ安値な仮想通貨の一つ』『本格的に稼働すればDAppsの王者になる可能性がある』などといった様々な称賛コメントを語っています。
カルダノブロックチェーンはまだ開発の途中段階であるため、全ての機能が稼働している訳ではありませんが、先月30日には第二段階目の開発段階となる「Shelley(シェリー)」への移行を無事完了させており、“ネットワークの分散化”の面で重要となるステークプールの稼働数も記事執筆時点で934に達していると報告されているため、技術開発が順調に進んでいる点も評価されていると考えられます。
評価面の上位3位は「イーサリアム・ビットコイン・ライトコイン」の3銘柄となっており、カルダノは4位となっていますが、「市場の勢い」では2位、「投資リスク」では4位に位置付けられているため、総合的には非常に高い評価を受けています。
カルダノの創設者であるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は2020年8月3日のツイートで、Cardanoの「スマートコントラクト」と「ネイティブアセット」が2020年内に登場予定であることも明らかにしているため、今後の技術開発や新たな発表にも注目です。
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カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は先月26日に16円付近まで回復したものの、その後は横ばいの状態が続いており、2020年8月10日時点では「1ADA=15.30円」で取引されています。