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LINE:中央銀行デジタル通貨の「開発支援」を計画|独自技術活かしたカスタマイズCBDC


LINE(ライン)が独自のブロックチェーンプラットフォームを活用して世界各国で研究開発が進められている「中央銀行デジタル通貨(CBDC)」の開発支援に乗り出すことが韓国メディア「IT Chosun」の報道で明らかになりました。金融分野以外の大企業がCBDC開発支援に取り組むのは世界初の事例だと報告されています。

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各国中銀の「カスタマイズCBDC」開発支援を計画

LINE(ライン)は現在、暗号資産取引所「BITMAX(ビットマックス)」や独自の仮想通貨「リンク(LINK/LN)」などに加えて、独自のブロックチェーンプラットフォームやブロックチェーンサービスの開発基盤なども提供していますが、韓国メディア「IT Chosun」の報道によると『LINEは中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発支援に乗り出すことを計画している』と報じられています。

報道によると、LINEの関係者は『CBDCに興味を持っている複数の中央銀行にCBDCプラットフォームの提供を試みている』と語ったとのことで、独自ブロックチェーンプラットフォームが有する拡張性と信頼性などの利点を活かしながら、各国中央銀行の要件を満たす「カスタマイズCBDC」の開発支援を目指していると伝えられています。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)の研究開発はアジアの中央銀行でも進められていますが、LINEはアジアの中央銀行から開発支援を開始して将来的にはその他の国の中央銀行デジタル通貨にも支援を拡大していくことを計画しているとされています。

また今回の報道では、LINEの関係者は『現在議論が進められている国名を明かすことは難しい』としながらも『少額決済用CBDCの開発に焦点を当てているアジアの主要国である』と語ったとも報じられています。

中央銀行デジタル通貨(CBDC)の開発支援はその他の企業も行っており、先月9日には「Mastercard(マスターカード)」が”中央銀行デジタル通貨のテストプラットフォーム”を発表、先月25日にはイーサリアム関連のソフトウェア開発を行っている企業「ConsenSys(コンセンシス)」が香港・タイのCBDCプロジェクトで支援企業に選ばれたことを発表しています。

このようにCBDCの研究開発は民間企業とも協力しながら進められていますが、今回の報道では非金融圏の大手企業がCBDCの開発支援に乗り出すのは”世界初”であると報告されています。

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