Ripple(リップル)社の投資部門から支援を受けてXRPの分散型台帳である「XRP Ladger」にスマートコントラクト機能を導入するプロジェクトである「Flare Networks(フレア・ネットワークス)」は2021年1月22日に、ドージコイン(DOGE)やステラルーメン(XLM)のサポートを示唆するツイートを投稿しました。
こちらから読む:ディーカレット、XRP売買サービスを再開「暗号資産」関連ニュース
53.1%が「DOGEのサポート」を支持
Flare Networks(フレア・ネットワークス)」はRipple社の投資部門から支援を受けて、仮想通貨XRPの基盤となっている分散型台帳「XRP Ledger」にスマートコントラクト機能を導入するための取り組みを進めているプロジェクトであり、昨年は既存のXRP保有者に「Sparkトークン(FLR)」を無料配布するためのスナップショットを実施したことなどで注目を集めました。
サポート範囲の拡大を続けている「Flare Networks」は今月8日に「ライトコイン(LTC)」を統合する予定であることも発表していましたが、その後はその他複数の通貨をサポートする意向を示しています。
2021年1月22日に投稿されたツイートでは『DOGEをサポートしてほしいか』についてのアンケートが行われており、最終的には回答者の53.1%が『DOGEのサポートを希望する』と回答したことが報告されています。
「XLMのサポート」も圧倒的な投票数を獲得
また、その後のツイートでは「ビットコインキャッシュ(BCH)、ステラルーメン(XLM)、ビットコインSV(BSV)」の3通貨を対象としたアンケートも行われており、このアンケートでは81.4%という圧倒的な投票数で「ステラルーメン(XLM)」が選ばれています。
ドージコイン(DOGE)は元々”ジョーク”として作成された仮想通貨であるため、コメント欄では『DOGEのサポート自体がジョークなのではないか?』といったコメントや『優先すべき別の仮想通貨があるはずだ』といったコメントも出ていますが、一部では『DOGEやXLMがサポートされればこれらの仮想通貨を保有している人々もSparkトークン(FLR)を受け取れる可能性がある』と期待する声も出ています。
Flare Networksは現在「日本時間2020年12月12日午前9時00分時点でXRPを保有していたユーザー」に対してSparkトークン(FLR)を付与することを決定しており、日本の取引所でXRPを保有していた人々もFLRが「日本暗号資産取引業協会(JVCEA)」と「金融庁」に承認された場合にはこのトークンを受け取ることができる予定となっています。
実際にDOGEやXLMがサポートされるかは現時点で不明となっているものの、Flare Networksが「LTCのサポート」を発表していることを踏まえて考えると、将来的にその他の仮想通貨がサポートされる可能性もあると予想されるため、今後の発表には注目が集まっています。