米国の大手デリバティブ取引所である「CME(シカゴマーカンタイル取引所)」は2022年4月7日に、ALGO・ATOM・SOL・BCH・LTC・XLM・ADA・DOT・LINK・MATIC・UNIなどの暗号資産11銘柄を含む仮想通貨インデックス(指数)を2022年4月25日から新たに提供する予定を発表しました。
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暗号資産11銘柄のインデックス「4月25日」から提供へ
米国の大手デリバティブ取引所である「CME(シカゴマーカンタイル取引所)」は2022年4月7日に、ATOM・SOL・XLM・ADA・DOTなど暗号資産11銘柄を含む仮想通貨インデックス(指数)を2022年4月25日から新たに提供する予定を発表しました。
CEMは大手仮想通貨インデックスプロバイダーである「CF Benchmarks」との提携を通じて参考基準レート・リアルタイムインデックスを共同開発しているとのことで、対象となるアルトコインとしては以下の11銘柄が挙げられています。
・コスモス(Cosmos/ATOM)
・ソラナ(Solana/SOL)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・ステラルーメン(Stellar Lumens/XLM)
・カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)
・ポルカドット(Polkadot/DOT)
・チェーンリンク(Chainlink/LINK)
・ポリゴン(Polygon/MATIC)
・アルゴランド(Algorand/ALGO)
・ユニスワップ(Uniswap/UNI)
これらの新しいベンチマークの価格データは複数の主要な暗号資産取引所や取引プラットフォーム向けに提供される予定になっているとのことで、最初は2022年5月3日から「Bitstamp、Coinbase、Gemini、itBit、Kraken、LMAX Digital」などに提供されると報告されています。
今回発表された仮想通貨インデックスは『取引可能な先物商品ではない』と説明されているものの、CMEの暗号資産担当ディレクターであるPayal Shah氏は先日のインタビューで、BTC・ETH以外のアルトコインのデリバティブ取引を提供するためには「インデックスを作成できるか」「規制が明確化されるか」という2つの課題をクリアする必要があると説明していたため、今回のインデックスは新商品リリースに向けた準備の可能性があると期待されています。