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SBI VCトレード「今後のFlareトークン獲得方法」について続報


暗号資産取引所「SBI VCトレード」は2023年1月27日に、Flareトークン(FLR)の今後の獲得方法について続報を発表しました。Flare Networkでは今後のFLR配布方法などを決定する提案「FIP.01」が可決されたため、SBI VCトレードでFLRトークンを保有している場合は、FLRのラップ・デリゲート作業を代行してもらえる「レンディング」のサービスを利用することによって今後もFLRトークンを獲得できるようになります。

こちらから読む:Flare提案FIP.01、賛成多数で可決「暗号資産」関連ニュース

レンディングでFLRのラップ&デリゲート作業を代行

SBI VCトレードは2023年1月27日に、Flareトークン(FLR)の今後の獲得方法について説明する記事を公開しました。

Flare Networksは元々「日本時間2020年12月12日に実施されたXRPのスナップショット時点でXRPを保有していた人」に対して1対1の割合でFLRトークンを配布することを予定しており、今月半ば頃には各暗号資産取引所からも「FLR配布分の15%」が対象者に配布されていましたが、FIP.01と呼ばれる提案が可決されたことによって残り分の配布方法が変更されることとなりました。

新たなFLR配布方法では「FLRトークンをラップ&デリゲートした人」に対してFLRトークンが付与されるため、日本国内の一般的な暗号資産取引所でFLRトークンを保有しているだけでは残り分のFLRが受け取れないことになりますが、SBI VCトレードはラップ&デリゲートの作業を代行する「レンディングサービス」の提供を予定しています。

自分でラップ&デリゲートの作業を行う場合は「自己管理型ウォレットにFLRを送金→FLRをWFLRに変換→任意のFTSOにデリゲート」という作業を行う必要がありますが、SBI VCトレードのレンディングサービスを利用すれば簡単な申し込み作業だけでラップ&デリゲートを代行してもらい、今後のFLR報酬を獲得できる予定となっています。

レンディングサービスの詳細については2023年1月30日頃に再度発表が行われる予定で、次回発表時には「お客様情報確認ページ」にレンディングのエントリーフォームを追加、希望者にエントリーのみを行なってもらう予定だと説明されています。なお、SBI VCトレードのFLRトークンの出庫受付は2023年1月29日23時59分までとなっています。


レンディングサービスの概要について

レンディングサービス(ラップ及びデリゲート代行サービス)の概要は以下の通りです。

【レンディング数量】
ユーザーがSBI VCトレードで保有しているFlareトークン全量をレンディングしてもらい、ラップ及びデリゲートの作業を同社が代行して実施します。

【獲得トークン実績】
SBI VCトレードにレンディングされたFlareトークンをラップ&デリゲートした結果を基にして、一定期間ごとに運用実績が提示されます。

【レンディング期間】
約3年間が想定されていますが、詳細はFIP.01可決後に改めて発表される予定です。また、レンディングの中途解約も受け付ける方針とされています。途中解約手数料も含め詳細については後日改めて発表が行われます。

【手数料】
ラップによるFLRの付与に対して手数料はありません。デリゲートによるFLR報酬に対しては、同社のステーキングサービスと同様に上限25%の手数料設定が検討されています。(※FLRのレンディングサービスは、Flareトークンのラップとデリゲートの代行を目的としたレンディングとなり、通常のレンディングサービスである貸コインとは仕様が異なります)

>>「SBI VCトレード」の公式発表はこちら