仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

仮想通貨ニュース週間まとめ|9月16日〜22日


2018年9月16日〜22日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

ジョン・マカフィーの「仮想通貨投資」アドバイス

仮想通貨業界での豊富な経験と知識を有しているJohn McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、海外メディアとのインタビューの中で、同氏がこれまでの経験で学んできた知識を共有しながら仮想通貨投資家へのいくつかのアドバイスを語りました。

ビットコイン(BTC)マイニングにも詳しいマカフィー氏は、マイナーとしての意見を語りつつ『ビットコインは取引を処理するのに最も適した仮想通貨だ』と述べています。

Rippleソリューション「xRapid」リリース間近か

Ripple(リップル)社が提供するソリューションのひとつである「xRapid」が10月に商用アプリケーションとしてリリースされる可能性があることが明らかになりました。

「xRapid」はRipple社が提供するソリューションの中で、仮想通貨XRPを実際に使用する重要なものでもあります。このソリューションが正式に公開されることによって、XRPが実際に多くの地域や場所で利用されるようにもなるため、XRP市場の成長を促進することにもつながると期待されています。

「xRapid」リリースに関する詳しい説明はこちら

ホスキンソン氏が語る「イーサリアム財団」の内部事情

カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)の開発者として広く知られている一方、イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同設立者であることでも有名なCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は『イーサリアムが成功するとは思っていなかった』ということを明かしています。

ホスキンソン氏は、億万長者として知られるMpho Dagada氏との会話を進める中で、イーサリアムで働いていた時に自身が感じていた「イーサリアム財団」の問題点などについて語り、ETH開発チームを離れた理由などについて詳しい説明を行いました。

仮想通貨取引所Zaifで「ハッキング被害」

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)は9月20日、同社がホットウォレットで管理していた仮想通貨の一部が不正に送金されたことを発表しました。

流失した仮想通貨は、
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
モナコイン(Monacoin/MONA)
の3通貨とされており、被害総額はおよそ70億円にも昇るとされています。

スイス×イスラエル:フィンテック業界の更なる成長を目指す

仮想通貨先進国と言われるスイスと、テクノロジー先進国と言われるイスラエルは、ブロックチェーンや仮想通貨に関連する適切な規制を定めていくために協力していくことが明らかになりました。

両国はフィンテック関連の技術開発の成長を促進していくために、ブロックチェーン企業に友好的な規制を適切に定めていく方針だと伝えられています。

ブロックチェーン技術の活用は「軍事産業」でも

米国の「海軍航空システム司令部(Naval Air Systems Command/NAVAIR)」は、ブロックチェーン技術を活用して航空機の部品を追跡するシステムを導入することを目指し、具体的な活用方法を模索していく方針を発表しました。

この研究には「アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)」も開発に携わっている「SIMBA Chain」というブロックチェーン・プラットフォームが利用されています。

豪ドルと連動する「安定仮想通貨」の開発が進む

オーストラリアで初めてとなる豪ドル(AUD)の価格と連動して価値が変動する「安定仮想通貨」の発行が計画されています。

この仮想通貨は、同国の仮想通貨取引所「BitTrade」とブロックチェーン企業「Emparta」が協力して開発を進めており、2019年には一般公開される予定だと報じられています。

豪ドルに保証された安定仮想通貨の詳細はこちら