チャールズ・ホスキンソン「イーサリアムが成功するとは思わなかった」

by BITTIMES   

カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)の開発者でありながら、イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同設立者でもあるCharles Hoskinson(チャールズ・ホスキンソン)氏は、億万長者として知られるMpho Dagada氏との会話の中で『Ethereumが成功するとは思わなかった』と語り、チームを離れた理由などについて詳しく説明しました。

こちらから読む:Ethereum共同設立者が手がける仮想通貨「CARDANO/ADA」

Ethereum財団の問題点

ethereum

ホスキンソン氏は『なぜイーサリアムから離れることを決定したのか?』という質問を受けた際に、その答えとして具体的な例をあげながら「Ethereum」に勤めていた時の経験を語り、財団を離れた理由について説明しました。

彼はイーサリアム財団には厳格な企業構造と規律の欠如があったと述べており、非常に多くの"わがまま"が作り出した問題があったと説明しています。

もしあなたが報酬を"前払い"をした場合には、その人たちが"一生懸命働く"と期待すべきではありません。

たとえばあなたが電気技師を雇って「私の家を再配線してくれ」と頼み、その工賃を全て先に支払った場合には、その人は水曜日から仕事をするかもしれませんよね。

その時あなたは何ができますか?あなたはすでにその人にお金を支払っています。

作業を終えた後に"結果"に対して報酬を支払えば、それはその人が良い仕事をするための動機になります。

営利団体 or 非営利団体

vs

ホスキンソン氏は、イーサリアム財団が『当初は2つのグループに分かれていた』と説明しています。彼はそれらのグループについて、
・一つは「ビジネスグループ」
・もう一つは「技術者グループ」
だったと述べています。

彼らのチームはプロジェクトの構築方法を決定する必要がありました。
そのための方法として彼らには、
「Crypto-Google」と呼ばれる営利企業
「Crypto-Mozilla」と呼ばれる非営利企業
という2つの選択肢があったといいます。

この2つの選択肢はイーサリアム財団を苦しめる重要な問題へと発展し、
ビジネス側は「Crypto-Google」
技術者側は「Crypto-Mozilla」
を支持していたとのことです。

しかしホスキンソン氏は「プロジェクトに適切な企業構造がないこと」が主な懸念点だと説明しています。これはプロジェクトの公開前に全資本を焼失することにつながり、多くの問題を引き起こしていた可能性があります。

この後、Ethereumの共同設立者であるVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)氏が電話をかけて、Ethereumは非営利団体「Crypto-Mozilla」であると宣言しました。

仮想通貨業界でやり残したこと

Charles-Hoskinson

ホスキンソン氏は「BitShares」と「Ethereum」で素晴らしい経験をしていないことに不満を感じていました。彼は「仮想通貨業界に戻ってくる」のか「違う道を歩むのか」を真剣に悩んでいたことを明かしました。

しかしその後に彼は、『仮想通貨業界でやるべきことがまだ残っていることに気がついた』と説明しています。

あの時、自分にしたいこと(やるべきこと)が残っていることに気付きました。
私はもう一つのベンチャーに挑んでいますが、もしできるのであれば私のやり方でやるつもりです。

100%私の哲学なので、良くも悪くも私たちはそれが正しかったのかどうかを見ることになるでしょう。

2015年にホスキンソン氏は、Ethereumで一緒に働いていたJeremy Wood(ジェレミー・ウッド)氏と共にInput Output Hong Kong(IOHK)を設立しました。

その後、彼らは日本で契約を結び「CARDANO」が誕生しました。当初2人だった彼らのチームは、現在16カ国で160人以上にものぼっており、世界中の様々な地域で愛されています。

CARDANO(ADA)の価格|2018年9月19日

カルダノエイダコイン(CARDANO/ADA)は、2018年9月12日と18日に6円台に迫るところまで下落していましたが、9月19日の時点では回復しており、1ADA=約8円近くで取引されています。

Ethereum(ETH)の価格|2018年9月19日

イーサリアム(Ethereum/ETH)も同様に、2018年9月12日と18日に下落しており、12日の時点では18,000円台の価格を記録していましたが、こちらもその後は徐々に回復し、9月19日の時点では1ETH=約24,000円近くで取引されています。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

カルダノエイダ(Cardano/ADA)アカウント不要の取引所「Flyp.me」に上場

カルダノエイダ(Cardano/ADA)アカウント不要の取引所「Flyp.me」に上場

Elon Muskがイーサリアムの詐欺ボット技術に関心|Vitalik氏は失望

Elon Muskがイーサリアムの詐欺ボット技術に関心|Vitalik氏は失望

オンライン小売業者「Qoo10」ブロックチェーンベースのeコマースプラットフォーム新設

オンライン小売業者「Qoo10」ブロックチェーンベースのeコマースプラットフォーム新設

仮想通貨市場を牽引する「注目すべき」プロジェクトリーダーたち

仮想通貨市場を牽引する「注目すべき」プロジェクトリーダーたち

仮想通貨ニュース週間まとめ|9月23日〜29日

仮想通貨ニュース週間まとめ|9月23日〜29日

マネックス証券:仮想通貨への「ポイント交換サービス」本日開始|Coincheckと初連携

マネックス証券:仮想通貨への「ポイント交換サービス」本日開始|Coincheckと初連携

注目度の高い仮想通貨ニュース

総務省:仮想通貨用いた政治家個人への献金「違法ではない」と判断

総務省:仮想通貨用いた政治家個人への献金「違法ではない」と判断

リヒテンシュタイン政府「ブロックチェーン法」を可決|トークンエコノミー促進へ

リヒテンシュタイン政府「ブロックチェーン法」を可決|トークンエコノミー促進へ

Algorand投資子会社から仮想通貨「数億円相当」が流出|CTOの携帯電話が標的に

Algorand投資子会社から仮想通貨「数億円相当」が流出|CTOの携帯電話が標的に

通信大手Verizon:ブロックチェーン活用した「仮想SIM」の特許を取得

通信大手Verizon:ブロックチェーン活用した「仮想SIM」の特許を取得

仮想通貨11銘柄の「年末価格予想」を公開|ベストセラー作家:William Mougayar

仮想通貨11銘柄の「年末価格予想」を公開|ベストセラー作家:William Mougayar

米国・欧州のbitFlyer:複数のアルトコインを「売買プラットフォーム」に追加

米国・欧州のbitFlyer:複数のアルトコインを「売買プラットフォーム」に追加

仮想通貨市場全体で「10〜20%の大幅急落」BTC保有ポジション数にはやや変化

仮想通貨市場全体で「10〜20%の大幅急落」BTC保有ポジション数にはやや変化

国内仮想通貨取引所:消費税増税後の「各種手数料」まとめ

国内仮想通貨取引所:消費税増税後の「各種手数料」まとめ

クレジット・デビットカードで仮想通貨「5銘柄」が購入可能に|BINANCEがKoinalと提携

クレジット・デビットカードで仮想通貨「5銘柄」が購入可能に|BINANCEがKoinalと提携

IOTA財団:自立分散型マーケットプレイス「Industry Marketplace」を立ち上げ

IOTA財団:自立分散型マーケットプレイス「Industry Marketplace」を立ち上げ

ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年9月15日〜21日

ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年9月15日〜21日

決済大手BitPay:2019年末までに「XRP」サポートへ|Ripple投資部門と提携

決済大手BitPay:2019年末までに「XRP」サポートへ|Ripple投資部門と提携

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

国内仮想通貨取引所:消費税増税後の「各種手数料」まとめ

国内仮想通貨取引所:消費税増税後の「各種手数料」まとめ

【2019年】国内仮想通貨取引所の「セキュリティ対策・資産管理状況」まとめ

【2019年】国内仮想通貨取引所の「セキュリティ対策・資産管理状況」まとめ

「医療分野」におけるブロックチェーン活用事例|情報共有がもたらす数々のメリット

「医療分野」におけるブロックチェーン活用事例|情報共有がもたらす数々のメリット

ブロックチェーン×ドローンという「ビジネスの可能性」技術融合で未来の生活が変わる

ブロックチェーン×ドローンという「ビジネスの可能性」技術融合で未来の生活が変わる

貿易産業を変革するブロックチェーン技術「分散型管理」で輸入・輸出の問題改善へ

貿易産業を変革するブロックチェーン技術「分散型管理」で輸入・輸出の問題改善へ

ポルシェ:ブロックチェーンを活用した「次世代スマートカー」計画

ポルシェ:ブロックチェーンを活用した「次世代スマートカー」計画

人気のタグから探す