仮想通貨XRPを使用する「xRapid」10月リリースか|Ripple関係者が示唆

by BITTIMES   

Ripple(リップル)社で「アジア太平洋地域規制責任者」を務めているSagar Sarbhai(セイガー・サーバイ)氏は、CNBCとのインタビューの中で同社が提供するソリューションのひとつである「xRapid」が来月には商用アプリケーションとしてリリースされる可能性があることを明かしました。

こちらから読む:Ripple社が来月リリースを予定している「xRapid」とは?

Ripple社は「xCurrent」「xVia」「xRapid」と呼ばれる3つのソリューションを提供しています。

「xCurrent」に関しては銀行間でのコミュニケーションツールとしてすでに世界中に点在する120の銀行で実装されていましたが、「xRapid」のテストを開始した銀行は今のところありませんでした。

「xRapid」を使用すれば、お金を送金する際にかかる時間やコストなどを大幅に改善することができます。このソリューションは仮想通貨リップル(XRP)を実際に使用するものでもあるため、XRP保有者にとって重要となるものの一つでもあります。

このソリューションを通じて実行される具体的な送金プロセスは、
・金融機関が法廷通貨を「XRP」に変換する
・変換した「XRP」を受け取り側に送金する
・送金された「XRP」を目的の通貨に変換する
という「3ステップ」となっており、仮想通貨XRPは送金が行われる2つの地域の"橋渡し"を行う「ブリッジ通貨」として使用されます。

xRapidで行われるプロセスのイメージ(引用:ripple.com)xRapidで行われる送金プロセスのイメージ(引用:ripple.com)

取引を行うユーザーからは、自分自身の行う送金の裏で「仮想通貨」が利用されていることを意識するタイミングは特にないため、一般的な視点で見ると単なる国際的なお金のやり取りに見えますが、その取引の裏では「XRP」が非常に重要な役割を担っています。

「xRapid」が本格的に公開され商用利用ができるようになれば、当然利用者も増えるため「ブリッジ通貨」として存在する「XRP」の流動性も飛躍的に増加することが予想されます。

投資のための取引しか行われていなかった市場に、一般利用での取引が追加されることは非常に重要なことでもあります。

Ripple社のCEOであるBrad Garlinghouse(ブラッド・ガーリングハウス)氏は今年の初め頃『2019年末までに数十の銀行が「xRapid」を使用する』と述べています。

最近続いていた発表などからも、今後さらに実用性が増すことが予想される「XRP」は、来月あたりから急速な成長を遂げることになる可能性があるとも考えられます。

リップル(XRP)の価格|2018年9月18日

XRP (XRP)
299.09 JPY (-1.76%)
0.00002471 BTC
RANK

4
MARKET CAP

¥17.45 T JPY
VOLUME

¥466.19 B JPY

リップル(XRP)の価格は、2018年9月18日の時点では約30円前後で取引されています。

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