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ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年6月30日〜7月6日


2019年6月30日〜7月6日にかけて紹介したブロックチェーン・仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2019年7月の「仮想通貨・ブロックチェーン」ニュース一覧

「仮想通貨税制改正の嘆願書」国会に提出:藤巻議員

「日本維新の会」に所属する藤巻 健史(ふじまき たけし)議員は、国民が国の政治に対する要望を国会に直接伝えることができる制度を利用して、仮想通貨の税金制度を改正することを求める嘆願書を提出したことを報告しました。

この書類には、改正を希望する項目4点とともに、改正すべきだと考える理由なども説明されています。

新たな暗号技術「2023年」導入目指す:日本政府

仮想通貨・ブロックチェーン業界で将来的に脅威になると考えられている「量子コンピューター」の存在は、この業界だけにとどまらず政府機関でも重要な課題として取り上げられています。

複数の報道によると、日本政府は現在政府機関でのデータ送信を安全に行えるようにするための「新しい暗号技術」に関する調査などに取り組んでおり、その中でも今回は「量子コンピューター」でも解読することができないような暗号技術を模索していると伝えられています。

SBI社長:健全なSTO市場のための「新団体」設立へ

SBIホールディングの北尾 吉孝(きたお よしたか)社長は、今月はじめに仮想通貨関連の新団体を設立するための準備に取り組んでいることを明らかにしました。

この団体は、企業が仮想通貨を発行して資金調達を行う「セキュリティ・トークン・オファリング(STO)」を健全に普及させることを目指しているとのことです。

ビットコイン価格、一時的に「800万円」を突破

ビットコイン(BTC)の現在価格は120万円前後となっていますが、先日ジンバブエでは一時的にビットコインの注文価格が「76,000ドル(約822万円)」に達したと報告されています。

BTCの過去最高値をはるかに上回るこの価格は、仮想通貨業界で大きな注目を集めました。

NEMカタパルト「重要アップデート」実施

ネム(NEM/XEM)の「Catapult(カタパルト)」における重要なアップデートが先日実施されました。

このアップデートでは、XEM保有者にとっても注目すべきポイントであるカタパルトのコンセンサスアルゴリズム「プルーフ・オブ・ステーク・プラス(Proof of Stake+/PoS+)」が実装されています。

仮想通貨に関する「国際規制団体」設立で合意:V20

大阪で開催された仮想通貨業界関係者が規制や問題点などについて話し合う国際サミット「V20」で議論が行われた結果、仮想通貨に関する”国際的な規制枠組み”を作成していくための「国際規制団体」を設立することが決定しました。

仮想通貨業界では、マネーロンダリングやテロ資金供与などの問題に対処するために国際的な協力が必要不可欠であると言われていましたが、今回の団体設立によって、今後はそのような問題に対処するための具体的な取り組みが行われていくと期待されます。

チリーズ(ChiliZ/CHZ)が「Binance DEX」に上場

日本でも人気の仮想通貨チリーズ(ChiliZ/CHZ)は、今月初めに仮想通貨取引所「Binance DEX」に上場しました。これに伴い、CHZは「CoinMarketCap」などのデータサイトにも掲載されるようになりました。

また、チリーズなどの仮想通貨を活用してスポーツファンとチームを繋ぐサービスを提供している「Socios.com(ソシオスドットコム)」は、同社初となる”eスポーツ“のチームと提携したことも発表しています。