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ブロックチェーン・仮想通貨ニュース週間まとめ|2019年8月25日〜31日


2019年8月25日〜31日にかけて紹介した仮想通貨・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2019年8月「ブロックチェーン・仮想通貨」ニュース一覧

Telegram:独自仮想通貨「近日公開」か

大手メッセージングアプリTelegram(テレグラム)の独自仮想通貨「Gram(グラム)」が、今後2ヶ月以内に一部の投資家に向けて公開予定であることが「New York Times」の報道で明らかになりました。

この情報は、最近テレグラムと話をしたと語る”匿名投資家からの情報”として報告されているため、実際に2ヶ月以内に公開されるかどうかは定かではないものの、仮想通貨業界ではTelegram関連のニュースに注目が集まってきています。

BINANCE:先物商品「9月中」には開始へ

仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)のCEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は、先日28日にユーザーからの質問に直接回答する「Ask Me Anything(AMA)」を行い、先物商品の公開予定日や今後の計画などについて説明を行いました。

BINANCEは、先物商品だけでなく「新しいリファラルプログラム(紹介制度)」なども発表しています。

三菱UFJ「MUFGウォレット」9月から提供へ

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、スマートフォンでタッチ決済やポイント管理を一括管理することができるウォレットアプリ「MUFGウォレット」を2019年9月から提供開始する予定であることが明らかになりました。

「MUFGウォレット」は、スマートフォンを端末にかざすだけで支払いを行うことができる「タッチ決済」や、ポイント管理を一括して行うことができるウォレットアプリだと伝えられており、最終的には従来の”財布”に取って代わる存在となる狙いがあると報じられています。

中国ベンツ:ブロックチェーンで中古車管理

中国でMercedes-Benz(メルセデス・ベンツ)の車両を販売している「北京メルセデスベンツセールスサービスカンパニー(BMBS)」は、ブロックチェーン基盤の「中古車価格自動計算プラットフォーム」を活用していると伝えられています。

このプラットフォームは、ブロックチェーン上に自動車の静的・動的データの両方を記録することによって、車両の残存価値を自動的に計算することができるようになっていると説明されています。

IOTA財団:EV搭載の「スマートウォレット」を一部で公開

アイオータ財団(IOTA Foundation)は、大手自動車メーカーJaguar Land Rover(ジャガーランドローバー)フル電気自動車「I-Pace」に搭載している「スマートウォレット」を一部地域で一般の人々に公開し、概念実証(PoC)のデモンストレーションを行っています。

このウォレットが搭載されていることによって、車両は路面の穴・気象条件・交通量などに関するデータを報告して通貨を獲得することができると伝えられています。

Jameson Lopp「米大統領選」への出馬を検討

暗号技術を用いて権力に抵抗し、自由を獲得することを目指している「Cypherpunk(サイファーパンク)」のJameson Lopp(ジェームソン・ロップ)氏は、今月24日に「2020年米国大統領選挙」への出馬を検討していることを明らかにしました。

同氏は公約として「米国全ての市民に毎月1,000ドル(約10万円)相当のビットコインを提供する」と語っています。

ビットコイン、今は買うのに丁度良い?

ビットコイン(BTC)の価格予想では「今後もさらに下落が続く」といった予想が多数出ていますが、一部のアナリストはそれほど大きな下落は見られないと予想しています。

著名アナリストであるWilly Woo(ウィリー・ウー)氏は「ビットコインが成長する際には一定の後退が必要である」と説明した上で、日足チャートで128日移動平均線(128MA)に軽く接触したことは非常にポジティブな兆候であり、買うのにちょうど良い機会だと語っています。